「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側

「心の豊かさ、今ここを生きる」の管理人が個人的にお伝えしたいマインドセットやアイテムを紹介するブログです!

【読書】「芥川龍之介短篇集」芥川龍之介:著、ジェイ ルービン:編

昭和初期の鬱々した芥川龍之介の心情が伝わってくる短編集です。 彼の行き先のない鬱っぽい感じが重くのしかかる作品が多かった。 一方「羅生門」「藪の中」「鼻」「蜘蛛の糸」といった作品は、ものすごく鮮明なイメージで読めました。 文体は古いにも関わら…

【ドラマ】「VIVANT」(2023年)(全10話) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

昨年(2023年)に放映されたテレビドラマ「VIVANT」が、年末年始に再放送されていたのでまとめて鑑賞しました。 日本のテレビドラマにしては膨大な資金を投入して制作されたという「VIVANT」。 あらすじは、自衛隊の秘密諜報組織「別班」が、国際的なテロ組織…

【漫画】「ブラックジャックによろしく」佐藤秀峰:著(全13巻)大人読みしました。

研修医である斉藤英二郎が、大学病院で研修を受ける中で接する日本の医療現場の問題点を描いた作品。 医療技術が特別優れているわけではないが、性格がただまっすぐな英二郎が、「大人の世界」過ぎる大学病院で、様々な問題点にぶつかり成長していく話です。…

【映画】「マネー・ショート 華麗なる大逆転(The Big Short)」(2015年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

アメリカ合衆国で2004年から2006年にかけて起こった住宅バブルの最中に、その金融システムの歪みに気づいて、破綻する方に賭けた投資家たちの話。 データからバブルの実態を予見する者、現地に赴いて気づく者、投資家のレポートを見て気づく者、それぞれなの…

【読書】「とりかえばや物語 男装の美少女と、姫君になった美少年」越水利江子:著

平安時代末期に作られ、作者未詳の古典「とりかえばや物語」を現代風に分かりやすくアレンジした作品です。 ある平安貴族の異母兄妹、男の子のような姫君(光風の君)と女の子のような若君(桜花の君)が、そのまま女性なのに男として、男性なのに女性として…

【アニメ】「機動戦士ガンダム」(1979年) 全43話観ました。(オススメ度★★★★★)

昭和54年(1979年)にテレビ放映されたガンダムシリーズの第1作目(ファーストガンダム)を全43話を鑑賞してみました。(子供の時以来です。) 放映当時は、もちろんリアルタイム(当時はビデオも無かった)でテレビにかじりついて見ていたのですが、やぱり…

【漫画】「ドラえもん」(全45巻)+「ドラえもんプラス」(全6巻)藤子・F・不二雄:著、大人読みしました。

ご存知「ドラえもん」の単行本で発行されている作品を大人読みしました。(長編シリーズはまた別途読んでいきます。) しかし、すごいなぁ。同じようなパターンの展開なのに、1話ずつが面白く非常にコンパクトにまとめられている。 いつも、のび太が叱られた…

【映画】「シン・ゴジラ(Shin Godzilla)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

東京湾に巨大不明生物が現れ、街を破壊していくが、日本政府が対処法を決めかねているうちに、形態を進化させた巨大生物(ゴジラ)が再度上陸していくのだが・・・というストーリー。 久しぶりに鑑賞しましたが、なぜか怪獣映画というより、政治ドラマ映画に…

【読書】「疲れない脳をつくる生活習慣」石川善樹:著

いわゆる「マインドフルネス」状態を獲得する為の入門書です。 私の場合は、睡眠、瞑想、呼吸法、食事、姿勢(体幹)、時間術と、それぞれを学んできていたので、この本で全てがスーッと繋がった感じです。 個別に学ぶには、少し物足りない内容かと思います…

【映画】「三度目の殺人」(2017年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

河原で殺された工場の社長。容疑者は犯行を自供した前科持ちの三隅(役所広司)という男。 弁護を担当することになった重盛(福山雅治)は、減刑のために調査を始めるが、三隅の証言が二転三転し違和感を覚える。 そんな時に、被害者の娘・咲江(広瀬すず)が実…

【コラム】不老不死は人類を幸せにするのか?と勝手に考えてみたけど、死とエロいことしか思いつかなかったアホな話

生命科学の研究が日々進んでいて、生命の神秘、つまりどうすれば「命」が生まれるのか?ということもだいぶわかってきているそうです。 どうすれば生命が誕生するのか?イコール、どうすれば死に至るのか?というのは、かなり単純な仕組みらしい。 そりゃま…

【映画】「東京物語」(1953年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

小津安二郎監督の代表作の一つ「東京物語」を鑑賞しました。 尾道の田舎から東京にいる子供たちを訪ね老夫婦。 実の息子と娘は忙しく、戦死した次男の嫁紀子だけが献身的にもてなしてくれる。 尾道に帰った二人だったが、母とみが体調を崩し、帰らぬ人となっ…

【読書】「新・日本百名道―美しい日本の道、新選100!!」須藤英一:著

日本の名道の写真集。 ひたすら美しい湾曲を眺めて、そこに行った気分になれる写真集です。 北から南に順に掲載されているので、日本列島の地形的な変化も楽しめます。 しかし、昔の人はこんな場所にも道を作ったんですよね。 少しでも利便性を良くしようと…

【映画】「太陽がいっぱい(Plein Soleil)」(1960年) 観ました。(オススメ度☆☆☆☆☆)

大富豪の息子フィリップは婚約者のマルジュがいるにも関わらずローマで豪遊、その彼をアメリカに連れ戻すように依頼を受けた貧乏な青年トムはフィリップに使い走りのように扱われる。 あまりにも傍若無人のフィリップに苛立つトムは、ヨットの上でフィリップ…

【コラム】愛の反対の無関心の反対は勝手に考えてあげること?勝手に考えてあげることに愛はあるのか?

「愛」の反対は?と聞かれたら何と答えますか? 嫌うこと?憎むこと?虐待? そんなことよりも辛いこと。 「愛の反対は憎しみではない 無関心だ」 この言葉を聞いたことがあるかも知れません。 マザー・テレサ(カトリック教会の修道女)の言葉として紹介し…

【映画】「42 〜世界を変えた男〜(42)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

アフリカ系アメリカ人で初めてメジャーリーガーになったジャッキー・ロビンソン選手の半生を描いた伝記モノ。 当時、メジャーリーグは白人のものだった時代、ドジャースのマネージャーであるブランチ・リッキーは、ニグロ(黒人)リーグで活躍していたジャッ…

【読書】「14階段ー検証新潟少女9年2ヶ月監禁事件」窪田順生:著

引きこもり男(佐藤宣行)が、当時9歳だった少女を9年2ヶ月もの間監禁しつづけた「新潟少女監禁事件」(2000年1月発覚)の真相に迫ったルポルタージュ。 この著者は、同居していながら2階に少女が監禁されていた事に気づかなかったという母親を丁寧に追い続…

【映画】「ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜」(2008年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

「ルパン三世」のTVスペシャルシリーズ第20作目。 不二子の頼みで、どんな願いも叶う「魔法のランプ」を手に入れたルパンだったが、ランプを擦ると美人の妖精が出てきて、願い事の代わりに人生の半分をもらうと告げられる。 次の瞬間、「裏切った」と不二子…

【コラム】お正月だからこそ思い出したい!清く正しい願掛けの作法(2024年バージョン)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 毎年恒例となりますが、年始のブログ記事では、初詣の参拝の仕方や心構え的なことを書いています。 去年の記事はコチラ↓ imakokowoikiru.hatenablog.com 私が神社に参拝する(神様に会う)…

【読書】「地球の長い午後」ブライアン・W・オールディス:著

SF小説の古典。のちに様々な作品に影響を与えた(風の谷のナウシカなど)とされる作品です。 遠い未来、太陽の寿命が尽きかけて地球が自転を停止した地上では、巨大な食肉植物に進化した植物が動きまくり他の動物を食い漁っていた。 人類は細々と小さな群れ…

【映画】「トゥームレイダー(Lara Croft: Tomb Raider)」(2001年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

アンジェリーナ・ジョリー演ずるトレジャーハンターのララが、父親が残した謎の時計を基に光のトライアングルを探す旅に出るが・・・という冒険活劇モノです。 女性版インディー・ジョーンズって感じのゲームがオリジナルの映画作品です。 アンジェリーナ・…

【漫画】「ザ・ファブル The second contact」南勝久:著(全9巻)大人読みしました。

ザ・ファブルの第一シーズンで、人助けの旅に出たアキラとヨウコだったが、コロナの流行により街に戻り、普通の生活を始める。 imakokowoikiru.hatenablog.com そこへ暴力団の真黒(まぐろ)組の弱体化に付け入り、紅白(くじら)組が抗争を仕掛けるが、その…

【映画】「3人のゴースト(Scrooged)」(1988年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

傲慢で冷血なテレビ局の社長フランクの元に、ゴーストがやってきて、「このままじゃロクな死に方をしない」と過去・未来と連れ回し、フランクが改心するというストーリー。 ベースは、チャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」を現代風にアレン…

【コラム】脳みそがパンクになりそうな時の対処法(忘却の彼方編)

脳を使うと、エネルギーを使います。 エネルギーを消費するということは電気信号をやり取りしていますので、その時に、電気の伝達に必要な物質も消耗しています。 だから、一度に悩み事を複数持っていると、精神的・肉体的ダメージがあります。 5月病と言う…

【映画】「MEMORIES(メモリーズ)」(1995年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

大友克洋の短編コミック3話を、オムニバス形式のアニメにした作品。 Episode.1「彼女の想いで」森本晃司監督 Episode.2「最臭兵器」岡村天斎監督 Episode.3「大砲の街」大友克洋監督 の三作品で構成されています。 オペラ歌手の思い出に捕らわれた宇宙船を救…

【読書】「北槎聞略―大黒屋光太夫ロシア漂流記」桂川甫周:著、亀井高孝:編

江戸時代に運搬船が遭難しロシアに漂着、その後ロシアで暮らし10年後に日本に帰ってきた船乗り大黒屋光太夫の記録です。 天明二(1782)年12月,駿河沖で遭難した回米船の乗組員たちは、7ヶ月をかけ漂流しロシアとアラスカの間のアムチトカ島に漂着し、その…

【映画】「ルパン三世 ルパンVS複製人間」(1978年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

アニメ『ルパン三世』の劇場映画第1作目の作品。 ルパン三世と自らを神と名乗り永遠の命を持つと言われる複製人間マモーとが、賢者の石を巡り争奪戦をするストーリー。 当然、昔に鑑賞したことがある作品でしたが、久しぶりに観て、かなり曖昧に覚えていたこ…

【映画】「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(2022年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

久しぶりにクレヨンしんちゃんの劇場版を鑑賞しました。なんと第30作品目だそうです。おめでとう! ある日、野原家を訪れた屁祖隠ちよめは、忍者の里から息子珍蔵を守るため、しんのすけが生まれた時に取り違えたという芝居を打つ。 その夜、忍者の里からち…

【読書】「インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略」S・ジャイシャンカル:著、笠井亮平:訳

インドの現職の外務大臣であるスブラマニヤム・ジャイシャンカル氏が、インドの現状と外交(に対する姿勢)の在り方を問うた内容です。 普通にしたたかに自分の国の国益のためにどう振る舞えば良いのか?ということを謙虚に考え、実践しているという印象。 …

【映画】「スペースアドベンチャーコブラ」(1982年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

銀河の中でおたずね者のコブラが、ジェーン、ドミニク、キャサリンの三姉妹と出会い、クリスタルボーイと死闘を繰り広げるというストーリー。 漫画「コブラ」をアニメ化した劇場版ですが、設定は原作やTVシリーズとは違うオリジナルのストーリーになっていま…