昭和54年(1979年)にテレビ放映されたガンダムシリーズの第1作目(ファーストガンダム)を全43話を鑑賞してみました。(子供の時以来です。)
放映当時は、もちろんリアルタイム(当時はビデオも無かった)でテレビにかじりついて見ていたのですが、やぱりモビルスーツの戦闘シーンばかりが印象にありました。(普通の男の子にとっては、かっこいいロボットアニメですよね。)
けど、大人になって鑑賞したら、人間ドラマの部分がめちゃくちゃ面白い。
演出というかセリフも非常に研ぎ澄まされています。(ガンダム名言もたくさんありますね。)
アムロの成長、シャアのザビ家へ確執、戦争ドラマでありながら、その根底には反戦の思想が入っていたり、子供の時では味わえなかったこの作品の奥深さを楽しめました。
これだけ良質の作品なのに、当時は43話に切上げられて打ち切りになったんですね。
しかし、「ニュータイプ」に覚醒するという設定は誰が考え出したのだろう?しかも後半になって明確に出てくるし。
モビルスーツの開発能力はジオン軍の方が圧倒的に多様性があって早いです。
アムロがガンダムを乗りこなせなかったら、完璧にジオン軍の勝利だったのでは?と大人の見方をしてしまうのでした。