SF小説の古典。のちに様々な作品に影響を与えた(風の谷のナウシカなど)とされる作品です。
遠い未来、太陽の寿命が尽きかけて地球が自転を停止した地上では、巨大な食肉植物に進化した植物が動きまくり他の動物を食い漁っていた。
人類は細々と小さな群れを作りながら生きていたが、そんな中少年グレンは身勝手な行動をしグループを追われてしまうが・・・というストーリー。
巨大な食肉植物が地上を制覇した地球の描写(世界観)が圧倒的な凄まじさなのが特徴です。
生き残っている人類は、色んなことをして生き延びようとするのですが、巨大な自然の中では、虫けらのごとく小さな存在ということを見せつけられ無力感に苛まれるという感じの救いようのない話でした。
世界観が全ての作品ですね。そう考えれば、漫画版のナウシカも色々やるけど最後は圧倒的な自然の大きさに飲み込まれていくみたいな終わり方だったなぁ。
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