久しぶりに鑑賞しましたが、なるほど良く出来た作品です。
最終戦争で人類の文明が崩壊した千年後、腐海が放つ猛毒とそこに棲む巨大な蟲たちに脅かされながら生きていたが・・・という完全ジブリフォーマットの話。
「風の谷」の姫様ナウシカが、エゴで歪んだ考えで行動する他の部族や、王蟲(オーム)の襲来を制して、やがて平和が訪れるというあらすじです。
この年になると、隠されたメタファーが良く見えてきて、昔観た時に比べて、感動が薄れるというか、「あぁ、そういうことか」と少し寂しい感じがしました。
一言で言えば、「良く自然を観察して共存しなさい」ってことなのでしょう。
良く自然を観察する? それって日本人がずっとしてきた事ですよね? あぁ、だからナウシカは菌の研究をしているんだ。
未来少年コナンが1978年、カリオストロの城が1979年で、ナウシカが1984年でしょ?
あぁ、80年代は、少女を無敵のヒロインにしないといけない時代になったんですね。
そんな感じで、ナウシカの清い心を忘れずに、大活躍するおじいさんになりたいなぁと思える作品でした。
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