
バグダッドにやってきた青年アルディンは、奴隷市場で売られている美女ミリアムに一目惚れ、嵐のどさくさに紛れて連れ去る。

ミリアムの死、40人の盗賊、女護ヶ島、巨人のいる島、魔王の船と次々とアルディンに迫る危機。

やがて大商人シンドバッドとなったアルディンに、国王の座をかけた宝物合戦とミリアムに似た少女との出会い。

果たして、アルディンの冒険はどこまで続くのか・・・というストーリー。

砂漠の都市で繰り広げられるアルディンの大冒険、有名な一大説話集「千夜一夜物語」を手塚治虫流に解釈した一大叙事詩です。
世界に通用するアニメ超大作ということで、手塚治虫先生がめちゃくちゃ張り切って制作した作品。

最近、世界で通用できる日本のアニメ作品が出来てきていますが、50年以上も前に「僕できるもん」と作ってしまった手塚治虫先生の意気込みが感じられる作品です。

内容は、「千夜一夜物語」という大作品を手塚先生流に解釈して大いに散らかした感じです。(笑)
散らかし具合がちょっと激しくて作品としてのまとまりが無かったのですが、すごい作品であることには変わりないです。
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