「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側

「心の豊かさ、今ここを生きる」の管理人が個人的にお伝えしたいマインドセットやアイテムを紹介するブログです!

お薦め書籍・読書感想

【読書】「幽幻廃虚」星野藍:著

未承認国家や歴史のはざまで忘れ去られた廃墟を収めた写真集。 正直聞いたこともない国家の見知らぬ街の廃墟を見て、ここの歴史を教えてもらってもすぐには理解できない。 だけど、確かに人々が住んでいて営みをしていた記憶が廃墟から伝わってくる。 なんと…

【読書】「新訳 日本奥地紀行」イザベラ・バード:著、金坂清則:訳

1878年(明治11年)に東京から日光、新潟、北海道を旅し、アイヌを含め日本の文化を書き記した英国人イザベラ・バードさんの紀行誌です。(妹さんに書いた手紙がベースになっています。) 漫画「ふしぎの国のバード」を読んでいたので、頭の中で映像化しやす…

【読書】「昭和の風景」東京都写真美術館:編

貧しかったけれど、希望と活力にあふれていた昭和、めまぐるしく変化していった時代を写真家たちが切り取った写真集。 まさに「激動の時代」ですね。 写真を見るだけでも、価値観の変化、人々の表情の変化、風景の変化が見て取れます。 自分が子供の頃は、も…

【読書】「日本の笑い」コロナ・ブックス編集部:編

江戸時代までに描かれた日本の絵画の中から「笑い」の場面をピックアアップ絵画集。 素朴で無邪気な笑いを表現したものから、洒落っ気たっぷり皮肉たっぷりな笑い。 なるほど、こんな視点で昔の人はその時代を感じていたんだというものまで、様々な様子があ…

【読書】「日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典」蛇蔵・海野凪子:著

名前は知ってるけど詳しいことは分からない日本文学に貢献した偉人たちを、漫画でサクっと紹介した本です。 古典というだけで取っ付きにくい日本文学を、その著者の人物像をわかりやすく描くことで、古典自体にも親しみが感じられる内容でした。 紫式部って…

【読書】「中国共産党 暗黒の百年史」石平:著

中国共産党の「とんでもない」暗黒の歴史(大虐殺と民族浄化、驚異の裏工作、拷問、周恩来の恐ろしい正体など)をまとめた石平先生の渾身作。 次から次へと繰り出されるエゲツない事実を読んでいくと、いつも途中で前後関係を見失うんですよね。 「それ、前…

【読書】「命の経済~パンデミック後、新しい世界が始まる」ジャック・アタリ:著、林昌宏・坪子理美:訳

博覧強記のジャック・アタリ氏が、2020年ロックダウン下のフランスで書き上げ、日本語版刊行を前に、最新のデータに基づく加筆を行った渾身の一冊とのこと。 それから2年経った2022年の今読むと、世の中ももっと変化(悪化)していて、古臭く感じる内容でし…

【読書】「スピリチュアルズ「わたし」の謎」橘玲:著

「私は何者か?」という人類史上最大の謎を、最新の脳科学や心理学の実験や知見を使って解き明かした内容。 めちゃくちゃ簡単に表現すると、「私」というのは、無意識の傾向であり、それは「遺伝子」と「子供の時の社会的な役割」がほとんどを占めているとい…

【読書】「世界史講師が語る 教科書が教えてくれない「保守」って何?」茂木誠:著

なかなか正確には理解できていない「保守」「リベラル」という言葉(思想)を、茂木先生が歴史を紐解き解説してくれる著作です。 【第1部 保守思想の世界史】【第2部 敗戦後日本の保守政治史】【第3部 戦後「保守論壇」の10人】の三部構成になっています。 …

【読書】「原寸で楽しむ 美しい貝 図鑑&採集ガイド」池田等:著

日本の海で見つかる貝、全271種を原寸大のカラー写真で紹介した内容です。 ただただ貝の美しいフィボナッチ数列を見たかったので鑑賞しました。(笑) けど不思議ですよね。 なんでこんな外観に成長するのだろう?って、ずっと思いながら見ていました。 中に…

【読書】「すぐわかる日本の伝統文様―名品で楽しむ文様の文化」並木誠士:監修

日本の美術工芸品に使われている装飾美術である「文様」について解説された内容。 こういう視点で美術や工芸品を見たことはありませんでした。 それぞれの文様に意味があり、その発展した背景があることを知れて面白かったです。 単なる「柄」じゃないんです…

【読書】「「植物」という不思議な生き方」蓮実香佑:著

この本は、植物学が解明して着た植物の生態を物語口調でまとめた科学的な読み物となっています。 昆虫に花粉を運んでもらおうと考えた植物は誰なのか? 葉っぱに毒素を持たせて動物に食べられないように考えた植物は誰なのか? そんな風に考えると、本当に不…

【読書】「100年後に残したい! マンガ名作」日本漫画家協会:監修

「漫画家が選んだ漫画家によるマンガ賞」である「日本漫画家協会賞」から選ばれた「100年後に残したい! マンガ名作」集です。 一般の読者ではなく、プロの漫画家が選んだ作品なので、なるほどの名作から、ちょっとマニアックな作品までが選ばれています。 あ…

【読書】「悪人の名言」悪人の名言研究会:著

映画、小説、マンガ、ドラマ、アニメなどに登場する「悪役/敵役/アンチヒーロー」たちの名言をまとめたもの。 この世の見たくない・知りたくない真理を突いている言葉ばかりで、心をえぐられる感じが良い! しかし、これだけ多岐に渡った分野の言葉を集める…

【読書】「もっと知りたい岡本太郎 生涯と作品」佐々木秀憲:著

芸術家「岡本太郎」の一生と作品を時代毎にわかりやすくまとめた内容。 私の世代は、「芸術は爆発だ!」のCMのインパクトが強過ぎて、「面白いおっさん」感しかないのですが、彼の生涯は、まさに「爆発した芸術」なんですね。 彼の作品の絵画は知っていまし…

【読書】「松本零士創作ノート (松本零士作品と氏の人生の軌跡から)」松本零士:著

松本零士先生の半生、人生観などをまとめたエッセー。 お父様が大東亜戦争の時に航空機のパイロットだった話、戦後苦労しながら生活をしていた話などが、その後の作品に多大な影響を及ぼしたと回顧されています。 手塚治虫先生が「福岡逃亡事件」の時に、松…

【読書】「プロだけが知っている小説の書き方」森沢明夫:著

小説を含めた物語(ストーリー)を創作する人のために書かれた具体的で実用的な「書くため」の技術を解説した内容です。 「なるほどなぁ」と感心するような内容ばかりでした。 これを読めば私も小説家? いや、問題はこれらの技術の先にあるんですよね。 い…

【読書】「テロルの決算」沢木耕太郎:著

昭和35年(1960年)社会党委員長の浅沼稲次郎が、右翼の少年山口二矢に暗殺された事件を描いたノンフィクション。 当時の時代背景、政治的な状況、犯人の山口二矢の心境、暗殺された浅沼稲次郎の政治信条と人柄、全てが詳細に、まるで見て来たように描かれて…

【読書】「教科書に書けないグローバリストの近現代史」渡辺惣樹・茂木誠:著

日本と世界の近現代史(最近の200年)を、グローバリズムの視点で再認識し、現在まで繋がる「マネー」の論理を対談形式で解説した内容です。 「お金」と「思想・主義(イズム)」というツールを使って、世界統一を試みるグローバリストの視点で歴史を振り返…

【読書】「バトルマンガで歴史が超わかる本」茂木誠:著・大久保ヤマト:画

「本当の歴史の姿」を作ってきたバトル(戦争)をマンガと対話形式で分かりやすく解説した内容。 人類の歴史に影響の大きかったバトル(戦争)を厳選して解説しています。 偉大な歴史家「つきじい」と中学生「小太郎」が対話する形式でそのバトルの本質・背…

【読書】「Design Rule Index 要点で学ぶ、デザインの法則150」William Lidwell・Kritina Holden・Jill Butler:著、郷司陽子:訳

数学やインテリア、マーケティングなどで使われているデザインの法則を150の事例を用いて解説している内容。 これは非常に勉強になりました。 「パッと見」で感覚的に理解できること、が素晴らしいデザインです。 さすがに良くできているデザインの商品を再…

【読書】「禁断の中国史」百田尚樹:著

中国大陸に連綿と続く「残虐な刑罰」「食人」「宦官」「纏足」「科挙」といった習慣・文化を百田先生が解説している内容。 それらの習慣の内容は知ってはいましたが、改めて読むと、凄まじい!そして恐ろしく悍ましい! 本当に人間が営む習慣なのか?と驚愕…

【読書】「次はこうなる: グラフで読み解く相場の過去、現在、未来」市岡繁男:著

相場のグラフ(実績)を読み解き、現在起こっていることを分析、未来の予想するという内容の書です。 図書館で何気なく手に取った本でしたが、とても参考になったので、後ほど購入してしまいました。 読むだけでは覚えられないので、購入して大量に書き込み…

【読書】「アマテラスの暗号」伊勢谷武:著

日本人の祖先がアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする「日ユ同祖論」をベースに、殺害された籠神社の宮司の息子賢司と友人たちが、父の残したメッセージに導かれ、「アマテラス」の謎、天皇家の謎に導かれていくというミステリー…

【読書】「ハリウッド検視ファイル: トーマス野口の遺言」山田敏弘:著

単身アメリカに渡り、ロサンゼルスの検死官のトップ、アメリカの検視システム・法病理学の向上に努めた日本人、トーマス野口先生の反省を描いた内容。 マリリン・モンロー、ジャニス・ジョプリン、ロバート・ケネディ、マイケル・ジャクソンなどの著名人の検…

【読書】「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」田中圭一:著

ご自身もうつ病からの脱出を経験したことのある田中圭一先生による「うつヌケ」に成功した人たちのレポート。 これは非常に勉強になりました。 一言で「うつ病」といっても、本当に千差万別、人によって様々な症状があり、その治ったきっかけや方法も色々あ…

【読書】「図説神代文字入門」原田実:著

わが国特有の神代から伝えられたという神代文字について、解説された内容。 神代文字の信憑性については、諸説がいろいろあって、立証されているのがほとんどないようなんです。 そりゃ漢字が伝わってきて、超便利だったから、それ以前に使われていた文字は…

【読書】「天皇の国史」竹田恒泰:著

やっと読破できました。(文庫版が発売されるということで、急いで読破しました。) 本を購入すると後回しになるパターンですね。しかも内容は、Youtubeなどで知ってましたので・・・。 www.youtube.com 本書は、天皇(皇室)を軸にして、日本の歴史を紐解い…

【読書】「九州こころの風景―岩崎秀夫写真集」岩崎秀夫:著

全国的な写真展に幾度も受賞している写真家岩崎秀夫氏が九州を撮った写真集。 美しい自然風景に見惚れて手に取りました。 自然風景を撮影しているのですが、そこに僅かに見える人の営みが何とも良いんです。 美しい写真は、勉強にもあるし、心洗われ癒されま…

【読書】「脳神経外科医が教える 一生疲れない人の「脳」の休め方」菅原道仁:著

疲れてるのは、肉体ではなくて脳だったという話。 結論的には、良質の睡眠を取りつつ、瞑想をして脳の疲れを取りましょうということでした。 書いていることはごもっともでした。 もう少し具体的な脳のデトックス法があれば良かったかなぁと思いました。 気…