「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側

「心の豊かさ、今ここを生きる」の管理人が個人的にお伝えしたいマインドセットやアイテムを紹介するブログです!

【読書】「新訳 日本奥地紀行」イザベラ・バード:著、金坂清則:訳

新訳 日本奥地紀行,イザベラ・バード

1878年明治11年)に東京から日光、新潟、北海道を旅し、アイヌを含め日本の文化を書き記した英国人イザベラ・バードさんの紀行誌です。(妹さんに書いた手紙がベースになっています。)

 

漫画「ふしぎの国のバード」を読んでいたので、頭の中で映像化しやすかったです。(「ふしぎの国のバード」は北海道に到着する所まで拝読。)

imakokowoikiru.hatenablog.com

 

明治初期の日本人の風習・文化が詳細に記述されていて、非常に感銘を受けました。

 

新訳 日本奥地紀行,イザベラ・バード

当時の日本人の特徴として、「子供を大切にする」「旅人をもてなす。それにお金を求めない。」「礼儀正しい。」「みんな好奇心旺盛。」「しかしプライベートは無い」といったことが多数書かれてありました。

 

日本人の生活水準は、バードさんの目から見たら、非常に貧しく、衛生状態も良くなく、皮膚病の人も多いにもかかわらず、心は荒んでいない感じなんですよね。

 

なんか、ご先祖様は、貧乏でもまともな生き方をしていたと、非常に誇らしく感じました。

 

150年ほど前の日本人と今の日本人、受け継ぐべきことは受け継いでいかないといけませんね。

 

新訳 日本奥地紀行,イザベラ・バード

アイヌの文化の記述については、非常に貴重です。私も知らないことも多かったですし、もう残っていない文化・風習のことですので。

 

これからも、イザベラ・バードさんの他の紀行誌も引き続き読んでいきたいと思います。

 

imakokowoikiru.hatenablog.com

↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村

はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

web拍手 by FC2