「0マン(ゼロマン)」と呼ばれるリスから進化した超人類で人間に育てられた男の子「リッキー」が、人間との争いを何とか避けようと画策するが、その努力むなしく泥沼の戦いに途中にしていき・・・というSFストーリーです。
ノリに乗っていた手塚治虫先生初期の傑作です。(1959年~1960年に『週刊少年サンデー』で連載。)
一話ごとに目まぐるしい展開で、連載当時の少年たちが、毎週ワクワクしていたであろう風景が目に浮かびます。
人間と争い一時和解をするけど、結局0マンたちは、金星への移住を決め、人間との共存を諦める。
政治的な話も盛り込まれているし、連載時の少年誌の内容にしては、結構ヘビーだったのではないでしょうか。
圧倒的なスケール感は、「火の鳥」に繋がるようなものもありました。
手塚先生の天才ぶりが十分に体感できる作品だと思います。
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