1878年(明治11年)6月から9月にかけて、イギリス人女性冒険家イザベラ・バードが東京から北海道(蝦夷地)まで旅行した記録「日本奥地紀行」をベースに漫画化された作品。
「日本奥地紀行」は、明治維新後間もない日本の住居、服装、風俗、自然を細かく書き留めてあり、歴史的な史料としても評価の高い資料で、それに味付けをしたエピソードが漫画として描かれています。
明治時代の一介の日本人の様子、我々のご先祖の日常の様子が垣間見れて、非常に感激しました。
名もなき庶民である我々の先祖たちは、活き活きしていて、好奇心旺盛で、向上心を持ちつつ、自然を尊敬しながら生きていた。
そういう文化を我々も引き継いでいるのだと思うと、素直に感動できました。
そんな日本人を克明に記録して頂いたイザベラ・バードさんと通訳の伊藤鶴亀氏に感謝しかありません。
原作の紀行録も読んでみようと思います。
7巻時点で、秋田です。完結まで楽しみの作品です。
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