「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側

「心の豊かさ、今ここを生きる」の管理人が個人的にお伝えしたいマインドセットやアイテムを紹介するブログです!

お薦め書籍・読書感想

【読書】「日本建国史」小名木善行:著

こういう日本史の勉強だったら、絶対楽しく勉強できたのに!と思える”ねずさん”(小名木先生)の日本の歴史の隠れたエピソード。 歴史の転換点で、日本人がどのように考え行動したのか? 我々の心には、どんな魂が宿っているのか? 今となっては教科書に名前…

【映画】「ザ・フライ(The Fly)」(1986年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

物質転送機「テレポッド」を開発した天才科学者セス・ブランドルが、自分自身を転送させる事に成功。その時、一匹のハエが物質転送機の中にいたことも知らずに・・・というストーリー。 人間とハエが遺伝子レベルで融合してしまったことにより、自分の肉体が…

【読書】「明日の神話 岡本太郎の魂〈メッセージ〉」『明日の神話』再生プロジェクト:編

メキシコで制作され永らく行方不明になっていた岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」を再生したプロジェクトの軌跡をまとめた内容。 朽ち果てていた芸術作品を復活再生させようとするドキュメントで、関係者の熱い想いが伝わってきました。 そして完成した巨大…

【読書】「アメリカの真の支配者 コーク一族」ダニエル・シュルマン:著・古村治彦:訳

アメリカ合衆国で政治的に影響の大きいコーク一家のファミリー・ヒストリーをまとめた内容。 同族企業で全米第二位の規模のコーク産業を築いたコーク一族の歴史という事で期待して読んだのですが、結構ドロドロの兄弟喧嘩の歴史でした。 と、思ったら、作者…

【読書】「農家はもっと減っていい 農業の「常識」はウソだらけ」久松達央:著

食糧安全保障の観点からも農業は重要な産業であることは変わらないのですが、「食うことができない」農家が補助金漬けで延命させられていることは、結果的に誰のためにもなっていないという話です。 大規模な農家(農業法人)が、スケールメリットを活かして…

【読書】「世にも奇妙な人体実験の歴史」トレヴァー・ノートン:著、赤根洋子:訳

性病、コレラ、寄生虫、毒ガス、放射線などなど人類への脅威や謎を解明する為に、己の肉体を犠牲にして果敢な人体実験に挑んだ科学者たちのエピソードをまとめた内容です。 梅毒の膿を自分の性器に塗ったり、コレラ菌入りの水を飲んだり、カテーテルを自分の…

【読書】「手塚治虫 原画の秘密」手塚プロダクション:編

「漫画の神様」手塚治虫先生は、何度も書き直すことで有名な天才漫画家。 漫画の神様の修正の軌跡を追うことで、どれだけこだわりがあったのかが分かる内容です。 現在連載している作品を発表するだけでも殺人的な忙しさだったのに、過去の作品を必ずブラッ…

【読書】「夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク」水野敬也:著

ごく平凡なサラリーマンが、ガネーシャ(神様)の指南によって人生を変えていく「夢をかなえるゾウ」シリーズの第5弾。 第5弾なのに、なんで0(ゼロ)やねん! ということで、今回の主人公は、夢が0(ゼロ)のサラリーマン。 会社で課長のパワハラに怯え、…

【読書】「ホツマ・カタカムナ・先代旧事本紀 古史古伝で解く「太古日本の聖なる科学」」エイヴリ・モロー:著、宮﨑貞行:訳

日本の公式の歴史書「日本書紀」「古事記」と、外典とも呼べる古史古伝を合わせて解釈すると、太古の物語や神話に隠されている叡智が読み解けるという内容です。 ただ古史古伝と呼ばれる書物は、歴史的検証が不十分なため、オカルトの部類として扱われている…

【読書】「日本人の9割が知らない遺伝の真実」安藤寿康:著

人間の行動のほとんどは、遺伝と非共有空間(他人との差)で説明できるという、”とても残念な”現実を科学的に説明した内容です。 つまり「やれば出来る」というのは、100%じゃないって事です。 勉強すれば、頭が良くなって、いい学校に入れて、いい仕事に就…

【読書】「明治漫画館」清水勲:著

日本漫画史研究の第一人者である清水勲先生のコレクションを、年代順にまとめ解説された内容です。 明治時代の日本人の風俗、様子が読み取ることが出来て、非常に興味深かったです。 当然、写真による記録というのは高価だったので、絵で当時の様子を記録し…

【読書】「日航123便 墜落の新事実: 目撃証言から真相に迫る」青山透子:著

8月になれば毎年、御巣鷹山に墜落した日航123便のことがニュースで取り上げられるのですが、なぜこの墜落事故だけが毎年取り上げられるのか不思議に思っていました。 もう解決(機体後部の圧力隔壁が破損し垂直尾翼と補助動力装置が破損)したものだと思い込…

【読書】「正義なき世界を動かす シン地政学 "安倍後"を読み解くマネー、オイル、暴力の新方程式」猫組長:著

元山口組組長(経済ヤクザ)の猫組長が、裏社会的視点から、安倍元首相暗殺後の世界を解説した内容です。 なぜロシアがウクライナ侵攻を続けられるのか? なぜ「SDGs・グリーン投資」が生活を豊かにしないのか? などなど、示唆に富む分析が楽しめます。 安…

【読書】「失敗の科学 ~世間を騒がせたあの事故の’’失敗’’に学ぶ」池田圭一:著

ニュースで取り上げられたあの事故やその事故の根本原因を科学的観点による分析したレポート集です。 2009年発行の著書なので、当然東日本大震災の事故は取り上げられてません。 「そういえばあんな事故もあったよな」という事例がたくさん取り上げられてま…

【読書】「マンガでわかる キャッチコピー力の基本」川上徹也:著、松浦まどか:画

現役コピーライターが教える、コピーライティングの基本がマンガでわかるノウハウ的な内容。 父が急死し傾きかけた老舗うなぎ屋「神田屋」を舞台に、残された家族がキャッチコピー力を高めながら集客し、店を再建するというストーリー。 キャッチコピーの基…

【読書】「よみがえる天平文様」藤野千代:著

奈良女子大学特任教授の筆者が、正倉院に伝わる宝物の文様をトレースし、現代に蘇らせたデザイン集。 眺めていると遠いペルシャの異国の雰囲気が伝わってくるような綺麗な文様です。 変性意識状態になる作用があるのかと思います。 昔の人も、こういうデザイ…

【読書】「(日本人)」橘玲:著

橘玲氏の考える新しい日本人論について述べた内容。2012年の著作です。 橘氏によれば、日本人は、「世間(ムラ社会)」ではなく「世俗(神を信じずに功利的に生きる)」にあり、合理的な考え方を好む民族とのこと。 いつものように具体的なデータを示しつつ、西…

【読書】「うまい酒の科学 造り方から楽しみ方まで、酒好きなら読まずにはいられない」独立行政法人酒類総合研究所:著

ズバリ「酒好きにはたまらない酒のウンチク本」ということで、お酒の種類や違いについてが解説されています。 ただひたすらお酒が飲みたくなる一冊です。 まだ飲んだことのないお酒もたくさんあったので、いつかは飲みたい! やっぱりお酒はウンチクを語るの…

【読書】「奇妙で面白い! 生き物たちの不思議な世界」新宅広二:監修

地球上に存在するめちゃくちゃ不思議で奇妙な生物を写真付きで紹介している内容。 以前読んだ同じような本はイラストだったので、こちらの方がよりリアルに感じられて楽しかったです。 imakokowoikiru.hatenablog.com これらの生物を見ていると、進化の不思…

【読書】「私の身に起きたこと: とあるウイグル人女性の証言」清水ともみ:著

中国共産党による自国民のウイグル民族への弾圧・虐殺・迫害を告発する漫画です。 ネット上で拡散されていて有名になっていたので知っていましたが、改めて書籍で拝読しました。 正直、辛い内容。 「人間がここまで残虐になれるのか」と思うと、まともな気分…

【読書】「秋本治の仕事術 『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由」秋本治:著

「こち亀」を40年間も週刊連載を休まずに続けた秋本治先生が、自身の仕事観を書いた内容。 情報としては知ってはいましたが、改めて秋本先生ご自身からその思考の深さを学び深く感銘を受けました。 「こち亀」の作家という事で、もっと細かい事に執着するマ…

【読書】「山頭火の風景」田主誠:著

放浪の俳人「山頭火」的な風景、心境を求め、筆者が描いた版画と自由句をまとめた作品集。 素朴な日常が味わい深く描き出されています。 どこかで見たような日本の原風景。 みんな一生懸命に生きている感じが、ほっこり伝わってくる内容でした。 山頭火の風…

【読書】「そのとき、日本は何人養える?:食料安全保障から考える社会のしくみ」篠原信:著

農業という産業から生産される食料は、農耕機を動かす燃料と化学肥料で出来ているという意味で、化石燃料がないと作れないと言えます。 「1kcal分のおコメを作るのに化石燃料が2.6kcal必要」だそうです。 結果「海外から食料や化石燃料の輸入がストップした…

【読書】「ジオ・ヒストリア 世界史上の偶然は、地球規模の必然だった!」茂木誠:著

人類の歴史というのは、人間がごちゃごちゃやってきた軌跡ではなくて、天体レベルでの変動に大きく影響を受けているという内容を解説した書籍です。 太陽の活動が鈍くなると地球は寒冷化して、食糧危機が起こり戦争が多発することが、人類の歴史と気候変動の…

【読書】「カエルの楽園」百田尚樹:著

国を追われた二匹のアマガエルは、「カエルの楽園」とも呼べる豊かな国にたどり着く。 その国は「三戒」と呼ばれる戒律を守ることによって平和が守られているように思えたのだが、ある日南の沼から凶暴なウシガエルが楽園に迫ってきて・・・というストーリー…

【読書】「木の教え」塩野米松:著

古来、日本人が木から学び、脈々と受け継いできた様々な教訓・教えを記した内容です。 法隆寺の宮大工の棟梁が代々受け継いできた口伝を公開し、それのいくつかを紹介しています。 どれも、なるほどと勉強になるものばかりでした。 例えば「堂塔の建立には木…

【読書】「幽幻廃虚」星野藍:著

未承認国家や歴史のはざまで忘れ去られた廃墟を収めた写真集。 正直聞いたこともない国家の見知らぬ街の廃墟を見て、ここの歴史を教えてもらってもすぐには理解できない。 だけど、確かに人々が住んでいて営みをしていた記憶が廃墟から伝わってくる。 なんと…

【読書】「新訳 日本奥地紀行」イザベラ・バード:著、金坂清則:訳

1878年(明治11年)に東京から日光、新潟、北海道を旅し、アイヌを含め日本の文化を書き記した英国人イザベラ・バードさんの紀行誌です。(妹さんに書いた手紙がベースになっています。) 漫画「ふしぎの国のバード」を読んでいたので、頭の中で映像化しやす…

【読書】「昭和の風景」東京都写真美術館:編

貧しかったけれど、希望と活力にあふれていた昭和、めまぐるしく変化していった時代を写真家たちが切り取った写真集。 まさに「激動の時代」ですね。 写真を見るだけでも、価値観の変化、人々の表情の変化、風景の変化が見て取れます。 自分が子供の頃は、も…

【読書】「日本の笑い」コロナ・ブックス編集部:編

江戸時代までに描かれた日本の絵画の中から「笑い」の場面をピックアアップ絵画集。 素朴で無邪気な笑いを表現したものから、洒落っ気たっぷり皮肉たっぷりな笑い。 なるほど、こんな視点で昔の人はその時代を感じていたんだというものまで、様々な様子があ…