物質転送機「テレポッド」を開発した天才科学者セス・ブランドルが、自分自身を転送させる事に成功。その時、一匹のハエが物質転送機の中にいたことも知らずに・・・というストーリー。
人間とハエが遺伝子レベルで融合してしまったことにより、自分の肉体がハエのような風貌に変化していくというSFホラーなのですが、科学者ブランドルと記者である恋人のヴェロニカの悲しい結末を迎えるラブストーリーの要素もあり、結構深い作品です。
実は久しぶりに鑑賞しましたが、ヴェロニカの上司で元恋人のステイシスの役割をほとんど覚えていませんでした。
ラストでハエ化したブランドルに、ヴェロニカは銃口を向けるシーン、めちゃくちゃ悲しく切ない名シーンだと思います。
主人公の天才科学者ブランドルを演じているジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)は、後に「ジュラシック・パーク」シリーズに出演。ここでも遺伝子関連の科学者でしたね。
私は、この「ザ・フライ(The Fly)」の印象が強過ぎて、「ジュラシック・パーク」の方に違和感をずっと持っていました。
古い特殊メイクが盛りだくさんのSFホラーでちょっと怖いですが、悲しいラブストーリーで終わる名作でした。
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