農業という産業から生産される食料は、農耕機を動かす燃料と化学肥料で出来ているという意味で、化石燃料がないと作れないと言えます。
「1kcal分のおコメを作るのに化石燃料が2.6kcal必要」だそうです。
結果「海外から食料や化石燃料の輸入がストップした場合、日本国内の生産力だけでは3000万人分の食料しか作れない」という事です。
第二次世界大戦終結までは、先進国は工業製品を途上国に輸出して儲け、途上国から安く食糧を輸入すればよい、というビジネスモデルをしていたが、それでは自国の安全保障が守れないということで、自国で安い食糧を生産し、他国に輸出するモデルに変わってきました。
そう考えると、日本は完全に食糧安全保障の面では、めちゃくちゃヤバイですね。
日本の農業の問題点を指摘しつつも、どうすれば日本が飢えなくてすむのか?
「日本の農業を変えるには、まず、国民の所得水準を上げる」必要があります。
有機農業を支えるにも、国民が豊かでないと出来ないからという視点は勉強になりました。
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓