単身アメリカに渡り、ロサンゼルスの検死官のトップ、アメリカの検視システム・法病理学の向上に努めた日本人、トーマス野口先生の反省を描いた内容。
マリリン・モンロー、ジャニス・ジョプリン、ロバート・ケネディ、マイケル・ジャクソンなどの著名人の検視を行った医者として有名で、有名が故に様々な妨害や差別を体験されたとのこと。
そんな「実力」主義のアメリカで、死者の尊厳を守りながら、今生きている人たちへ現実を伝え、教訓を学べるように検証していく姿には、ただただ感動を覚えます。
こんな立派な日本人がいるんだと素直に誇りに思えました。
彼が安倍元首相の暗殺の検視結果を見たら、どう思うのだろうか?
そんなことが気になって読んでみた著作でしたが、日本のレベルは全然ダメですね。こりゃ陰謀論が出てきますわ。(涙)
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