久しぶりに「火の鳥」(漫画版)を再読していこうと思います。
今回は発売された順番でなく、作品の時系列順に。(時系列順で行くと次は「ヤマト編」です。)
という訳で、一番最初の「黎明編」。
日本の古代、古事記の上巻あたりの話をベースに、手塚流の大幅改編アレンジで描いた内容です。
なので、出てくる登場人物は、馴染みの深い名前がほとんどなのですが、歴史的事実とはあんまり関係あったり、なかったり。
日本の皇族が大陸の騎馬民族だった説(今は学術的に否定されている珍説)がベースにあって、日本の古代は大陸からやってきた民族が古代から日本にいた民族を侵略して行ったという内容になっています。
と言うことで、これはこういうファンタジーとして読むのが正解。
この時代でも、「不老不死」を求めたり、目先の手柄を求めたりして戦う愚かな人がいる。
そして最後は、タケルが脱出不可能と思っていた洞窟から抜け出し、新しい世界へ歩みを進める。
この一歩が「新しい命」に、そして「永遠の命」に繋がる壮大な物語の始まりとなるのです。
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