よくね、当たり前のように「戦争反対」と訴えている人を見かけるのですが、その時に「じゃ、戦争の反対は何?」とツッコミたくなる衝動にかられるんですよね。
だって、その反対の状態を定義(あるいはイメージ)できなければ、その目標っていうのは達成できませんので。
「戦争」の対義語は「平和」ではないということは、以前にも何度かお伝えしました。
しかし、「戦争」の反対の状態って何なのだろうと、事あるごとに考えてきたのですが、以前とは少し違う考えが湧き出てきたので、今回はそのことをシェアしたいと思います。
何度も言いますが、「平和」の反対(の状態)は、「無秩序」(秩序がない状態)とか「混沌」(な状態)です。
暴動・戦争・暴力・いじめ・殺戮・虐殺・ルール違反などなど秩序が無くなっている状態を、「平和」の反対(の状態)と言って問題ないでしょう。
(だから、「平和」の反対には、「戦争」も含まれると言うのは正しい。)
一方、「戦争」の反対(の状態)は、「対話・話し合い」(外交も含む)だと、以前は思っていました。
けど、今年発生したロシアによるウクライナ侵攻を見ていて、その定義は間違っていたのでは?と思ったんです。
例えば、ある国と別のある国の間で、揉め事があるとします。
大抵の場合は、最初は、その国の政治家や役人が、外交という話し合いで問題を解決しようとします。
「問題がなかなか解決しない。」とか「このままだと、自分の国がやられてしまう。」と思ったら、今度は武力でこの状態を打破しようと考える。
そして、武力で現状を打破しようと行動したら、それが「戦争」になります。
話し合い or 武力行使という二者択一ではありません。
問題発生→話し合い→話し合い→・・・(その結果)→武力行使という流れで、戦争と外交(武力行使と話し合い)は、同じ流れの上での結果の違いということです。
もちろん、武力行使を褒めている訳ではありません。極力避ける方法を模索すべきだと思っています。
ということで「戦争反対」と訴えても、「それが出来なかったから、武力で訴えているんや」ということですね。
残念ながら、それが認めないといけない現実です。
それでは、「戦争」という武力行使をしないようにするには、どうすれば良いのか?
ちょこっとだけ、勝手に考えてあげました。「勝手に考えてあげた」シリーズです。
1)人類を滅亡させる。
→ はい、これで解決ですね。人類がいなかったら、争いごとは起きません。(笑)
え? それじゃ本当の解決にならないって? そりゃそうですね。
じゃ、ちょっとまともなことを言います。まともすぎて、面白くないと思います。けど、我慢してね。
2)世界中の国で、自国をまかなえる食料とエネルギーを確保して核兵器で自衛する。
→ これが全部の国でできたら、戦争の確率はぐっと減りますね。
まとも過ぎる?面白くない?
これってロシアじゃん?(あとアメリカですね。)
そんなこと言われても・・・じゃ、これはどう?
3) 条件2)に加えて、各国のリーダーを定期的にローテーションさせる。
これも以前に提案しました。(笑)
例えば、岸田首相をロシアのトップに、プーチンさんをアメリカに、バイデンさんを北朝鮮に、金正恩さんをイギリスに、スナクさんを中国に、習近平さんを日本に・・・・わお!
1年経ったら、また違う国ローテーションさせる。
そうすれば、戦争を回避できるのではないでしょうか?
と、言うことはですね。
日本は、自国でまかなえる食料もエネルギーもなく、しかも自衛手段もめちゃくちゃ限定的!
となると、論理的には、日本人は滅亡に近くなります。
おおお!! トップのローテーションで、プーチンさんにでも担当してもらわないとヤバいんではないかい?
さて、「戦争」の反対の状態というのは、人類が滅亡した状態なのでしょうか?
それとも各国が自立して、武力で均衡を保っている状態なのでしょうか?
そして、その状態に今の日本がどれくらい近づいているのか、想像してみましょう。
追伸:
ちなみに、ウクライナやロシア、はたまた世界の各地で戦争の被害に遭われている人々には、本当に心痛めております。そういう場合は、「戦争反対」ではなく「武力による交渉反対」とか「早く対話にする問題解決を」と訴えるのが良いかと個人的には思います。
今回の珍言爆言
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戦争反対は戦争へ近づく道だと気づくこと
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参照:
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