参議院議員選挙の公示がされたということで、例によって、私が思うベストな公約みたいなのを勝手に作ってあげようと企んでおりました。
そこで各党の公約をチラチラとチェックしていると、「これじゃ有権者に響かないよな」とゲンナリとしてしまったんです。
なんかね、とりあえず「自分がとりあえず選挙に当選したい」感がにじみ出ていているんですよね。
そこで、一体何がそうさせるのかと分析して、私が考える「アカン(※アカン=関西弁で駄目という意味)」選挙公約というのをまとめてみました。(もちろん勝手に考えたので信憑性は「?」ですが。)
【アカン選挙公約】(これが入っている時は要注意!)
その1:根拠無く人参をぶら下げている。
例:無償化します。減税をします。給付金を支給します。賃上げします。補助金出します。etc
→これって結局、ワシらのお金を別の所で巻き上げて、再分配しようってことですよね?
もちろん具体的な財源確保の方法があって、根拠ある「人参」であれば問題ないです。
「私を当選させてくれたら、無償化を提案します!但し、実際私一人ではどうしようもないけどね。」ということです。
その2:めちゃくちゃ重要なことをめちゃくちゃ曖昧にしている。
例:安全保障をしっかりやります。少子化対策を重点的にやります。子育て支援が大切です。etc
→この辺りは、選挙に関係なく、常に「しっかり」「重点的に」やってもらわないといけないことです。
あと、定義がはっきりしない難しそうな言葉を使っている時も要注意ですね。
「デジタル田園都市国家構想」とか「選択的夫婦別姓制度」とか「子育て応援トータルプラン」とか「持続可能な・・・」とかとか。
その3:やる気もないのに「憲法改正」について言及している。
例:憲法改正の取り組みを強化する。論憲を進める。加憲を検討する。etc
→これこそ、今回の選挙の争点には本来ならないことです。
憲法改正は必要なのであれば当然すべきで、これまでも自公で合わせて3分の2以上の議席があったのに、やってこなかったですからね。
まさに「憲法改正やるやる詐欺」で、とりあえず「憲法改正」と言っておけば、「意識高い系」の有権者の票を取り込めると勘違いしているのでしょう。
その4:期限を設けず「する」みたいな言葉を使っている。
例:万全の措置を講じる。達成・確立を目指す。議論を深める・進める。etc
→各政党の公約を見てみたら、ほぼ全ての公約にこのパターンの表現が入っていました。(笑)
何か一生懸命「やる」ことをアピールしているのですが、きっと「やらない」から後からツッコミを受けても逃げられるように曖昧な表現を使っているんですよね。
こんな感じで「アカン選挙公約」は、各政党の公約をまんべんなく抽出したら出来上がりました。(笑)
これじゃ、有権者の半分が投票しないのも分かるわぁ。
「投票しても何も変わらない」と感じるのは自然なことだと思います。
だけど、コロナのパンデミックがあり、ウクライナが侵略され、急激な物価高に進んでいる現状を感じて、このままじゃダメだと感じている人が多くいることでしょう。
なので、棄権するのではなく、有効に選挙権を行使してください。
私たちが本当に知りたいのは、どういう「国家観」で政治をして行くのか?
どんな「日本」にするため、今は何が問題と考えているのか?
ということなのではないでしょうか?
そういう意味では、注目は、今話題になっている”アノ政党 ”ですよね。
日本を危機から守り、将来に繋げるには、新しいスタイルの政治への参加が必要な時期で、今回の選挙がその第一歩になることを切に願っております。
今回の珍言爆言
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ダメダメな約束から問題の本質を掴もう!
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