第49回衆議院議員総選挙が終わって、早1週間が経ちました。
結果は、自民党はチョイ負けしたけど思ったより議席は減らさず、日本維新の会(以下、維新で略)は躍進、立憲民主党&共産党は負け、という感じで収まりました。
私の住んでいる大阪府は、ご存知の通り、自民党がボロ負けして、維新が大躍進しました。
選挙前のメルマガで、「投票に行っても世の中変わらない問題」について考えてみたのですが、憂いているばかりで全然建設的な話をしていませんでしたね。
コロナなどの緊急時に明らかに今の憲法では問題があるのに、この間の選挙の争点が憲法改憲になっていない点について、私は憂いていました。
が、しかし、選挙の結果を見ると、憲法改憲の議論に前向きとされる自民・維新・国民民主の合計で313議席となり、全体の3分の2議席を期せずして超えました。(公明党は改憲に前向きと判断してません。)
実際に憲法改憲まで出来るか別として、国民の多くが「憲法改憲の議論くらいはしろや」と心の底で思っているのが反映されているのでしょう。
これはこれで良しとして、それでも投票率の低さ、死に票の多さ、一票の格差の問題は依然として残っています。
いつも考えること・行動することの重要性を公言している私としては、コレじゃあかんなぁということで、今のうちに提案をしておきたいと思います。
私は昔オーストラリアに住んだことがあるのですが、その時にオーストラリアでは選挙で投票に行かないと罰金だという話を聞いたことがありました。
その時は、「へぇ、面白いことやってるなぁ」というくらいしか思わなかったのですが、ちょっと深く調べてみたら、これが面白い仕組みだと分かりました。
詳細はコチラ↓
めちゃくちゃ簡単に説明すると、候補者誰か一人に投票するのではなくて、候補者全員の希望順位をつけて、最下位の人の票を分けながら、過半数を獲得しないと当選しないという方法になります。
なるほど、このやり方だと開票作業は複雑で面倒ですが、ほとんどは死に票にならない。(自分の投票行動は、何らかの形で結果に影響します。)
そして候補者は少なくても3名以上の複数から選ばないと機能的ではありません。
しかも、正当な理由がなく投票に行かないと罰金を払わないといけない。
これからはブロックチェーン技術を使えば、オンライン投票で不正行為もしにくくなるので、この投票方法でも開票および集計作業は難しくないでしょう。
いつの時代もどのような条件でも機能する完璧な仕組みはありませんが、とりあえず、一番マシな選挙制度ではないかなと思うので、日本でも導入を検討すべきなのでは、と思うんです。
明治時代、日本の志士は、他国の植民地にならないように欧米の国々の仕組みを学び、積極的に導入して来ました。
もし今の時代に合っていない制度なのであれば、自ら改善すべきです。
自分たちの発想では無理なのであれば、世界中の仕組みを調べ、学び、真似しながら改善していけば良いのではないでしょうか?
謙虚な気持ちで吸収することをやめてはいけないと思うんです。
今回は、選挙制度について、民意を正確に反映できるより良い仕組みがないか、提案させて頂きました。
もし、他にも良い方法があるのであれば、教えてください。よろしくお願い致します。
今回の珍言爆言
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いつでもより良い方法を学び吸収しようとする姿勢が大事
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