この4月1日から成人年齢が18歳になりました。（民法が改正されたとのことです。）
だけど、お酒やタバコや公営競技を楽しめる年齢はこれまでの通り20歳のままですし、これ「誰が得するの？」と考えてみたのですが、はっきり言ってよく分からないんです。
一応表向きには、「国政上の大人として扱う年齢にそろえるため」とか「成人年齢を18歳とする国が主流であるため」とか「若者の自己決定権を尊重し社会参加を促すため」と言われてますが、何か取ってつけたような理由に感じます。
悪く考えれば、親の同意を得ずに契約が出来るようになったので、「悪い大人（詐欺師）」が、18歳の若造をカモにしてどんどん借金漬けにできるって事くらいしか、メリットが思い浮かばないんですよね。
なんか全然よろしくない民法改正のような気がするのですが、この事を指摘している人をほとんど見かけません。
選挙に投票できる年齢を下げて、政治参加を活性化させるのが目的なのか？と思ったのですが、18歳選挙権を実現する改正公職選挙法は、2016年（平成28年）6月19日に施行されています。
若者から政治参加を呼びかけて、本当に日本の政治を良くしようとする意図ではない感じです。
むしろ政治家にとっては、高齢者対策をしている方が「票」になりやすいでしょうから、若者が政治参加しない方が（目先の自分の票という意味では）有難いはず。
少年法の改正も同時にされて、18歳と19歳の少年少女については「特定少年」となり、おとな(20歳以上）の犯罪の扱いに近づけたとのことです。
まぁ、少年法の問題は昔から指摘されておりますので、若干改善された感じはしますが、何か中途半端ですね。
犯罪を裁くには、年齢で区別するのが妥当なのか、犯した罪の内容で区別するのか、といったそもそもの議論をしないといけないと思うのですけど・・・その観点は無いようです。
日本人全体の平均寿命が延びているのだから、成人になる年齢も後ろに伸ばして、22歳にするとか、あるいは逆に、もっと若い世代に意識を高めてもらうために、15歳で成人になるとか、何か一定の合理性があるのであれば、理解できるのですが・・・正直ヨクワカリマセン。
私個人的には、高校を卒業するまでは保護すべき対象で、卒業したら自立（大人扱い）でいいのでは？と思うのですけど・・・。
大半の人が高校を卒業する19歳からを成人年齢にするのであれば、一定の合理性はあると思います。
あるいは、どうしても18歳を成人年齢にしたいのであれば、小学校の入学する年齢を１歳引き下げて、高校卒業を17歳にしてしまえば良いんです。
こういう何か良く分からない時は、裏でめちゃくちゃ得をする輩がいるのが常なので、色々陰謀論的な発想をしてみたのですが、正直思い付かず・・・まさに今回の民放改正のような意味不明な考察になってしまいました。
今回の成人年齢を変更した真相をご存知の方、こういう策略があるのではないか？という意見がございましたら、教えてください。
ひょっとして、現役女子高校生が、合法的に水商売や風俗業界で働けるようにする為か？
一部の国会議員が、「18歳からのアダルトビデオ（ＡＶ）出演の契約が未成年を理由に取り消せなくなったので問題だ！」と問題提起をして議員立法にしたそうですが、遅すぎじゃありませんか？
いや、待て！！厳密に言えば、今までの法律でも、満18歳になれば、夜のお仕事については可能なので、現役女子高校生が働いていても違法では無かったんです。
夜のお仕事側で、自制をして、「現役女子高校生」と銘打つのを控えていたというのはありますが・・・。
今回の民放改正の意図というのが、ますます分からなくなってきました。
とりあえず、エロオヤジとしては、現役女子高校生が合法的に働いている「夜のお店」を探しに行くしかないのか！！
いや、ここはあえて、熟女系を狙うべきなのか！
いや、いや、論点は、そこじゃないでしょ？
民放改正によって、若者が生活をしやすくないのか？良い人生を送りやすくなるのか？という観点で改正すべきで、その事を政治家は国民に周知徹底すべきなのではないでしょうか？
今回の珍言爆言
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誰が得するのか？分かりにくい変更は不信感を生むだけ
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