簡単に言うと、高所得者への税制を優遇しないと、「(超)お金持ち」が日本から出て行くよ、という内容です。
それをアベノミクス政策の失策としているのですが、今の感覚とズレている部分がありました。
それは、日本の社会が、アメリカのように、1%の人が富の99%を持つような社会が良いのか?という点と、指摘されているのは税制の課題であって、アベノミクス(経済政策)の課題ではないと思う点です。
もちろん、世界中から「お金持ち」が日本に投資をしてくれることに反対はしませんが、そんなことに期待しなくても、日本には、十分に「投資」できるだけの「富」があるのかと思います。
本当の問題は、未来の日本人のために適切な「投資」をしているか?ということなのかと思うんです。