死刑制度を廃止し流刑制度を試験的に復活させた政府は、凶悪犯62名を「無法島」に送り込み、その島で過酷なサバイバルが繰り広げられるが・・・というストーリーです。
森恒二先生の「自殺島」の前日譚を描いている設定になっています。
殺人も厭わない凶悪犯が一つに島に住むとこうなる、という話ですね。
秩序を作ろうとする者、本能のまま暴力で生きようとする者、それに対抗しようとする者、人間が集団で生きるとはどういうことなのか?を考えさせてくれる作品です。
「自殺島」とは違う設定なのですが、サバイバルという意味では似通ってしまうからのか、全6巻で終わってしまいました。
主人公のカイトと美空が、力で治めようとするのジンボと戦う所までは濃かったのですが、その後は、結構あっさり終わってしまいました。
改めて「自殺島」を通しで読んでみたくなる作品でもあります。
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