先日、とある勧誘というか営業を受けたのですが、今回のテーマは、人にものを勧める時は「自分が勧めようとするもの以外はダメ」という考え方だけでいけないという話です。
よくあるのが、世の中には色々な商品・サービスがあるけど、「自分のモノがどれよりも優れているので、いかがですか?」と勧めるパターン。
もっと言うと、「自分の以外はこの世から無くなってほしい」くらいのことを言って、いかに「自分のモノ」が優れているかを強調するパターンです。
確かに、あなたは良いと思っているから、それを信じて、他人にもオススメしているのしょうけど、「よそのモノ」を全否定してしまうと、逆に「あなたのモノ」の自身のなさが強調されますよって、ことになっているんです。
だけど、勧誘している人の大半は、(当然)「自分のモノ」が大好きなので、「自分のモノ」の良さと、「よそのモノ」の悪さを、どんどんアピールしてくる。
そして、話を聞いていたお客様が、離れていく。
そんな悪循環に陥るわけですね。
こんな感じのことを、勧誘を受けながら、脳みその余白で考えていました。
もちろん私の場合、勧誘してくる「モノ」に対しての情報量を圧倒的にたくさん持っていますので、逆に「私のモノ」を逆勧誘するに至る訳です。
そして私の場合、「私のモノ」については勧誘せずに、「よそのモノ」を全肯定で受け入れてあげて認めることで、その勧誘してきている人は、勧誘することができなくなるのですが・・・・
つまり、「あなたが私に勧めてくるものはいいですよね。けど、私は私の意思で、私のモノを選択していているんです。」とお伝えすると、いくら上手な営業トークで切り返そうとしても、効果が無くなるってことです。
あ、「答え」言っちゃった。
と言うことですので、もし何かしつこい勧誘を受けていて、断れずに困っているのであれば、こう言ってあげましょう。
「あなたが私に勧めてくるものはいいですよね。
けど、私は私の意思で、私のモノを選択していているんです。」
もし、それでも勧誘をしてくる状況が読めない、マニュアル人間だったら?
「あなたが私に勧めてくれるものはいいので、
すでに別のものを選択している私に勧めるのではなく、
他に求めている人に勧めてあげた方がいいですよ」と伝えましょう。
そういうことなのです。
それでも引っ込まないようであれば、「早く別の人を探した方が時間の無駄になりませんよ」と教えてあげてください。
それにしても、人間って、自分が信じていると思い込んでいるモノが正しいと考える生き物なんですよね。
自分が大事だと思うものを信じる。
→ これは、勝手に信じたらいいんです。
その上で、他人が大事だと信じているものは、認めてあげれば、それでいいのにね。
その考え方が、本当の多様性であり、人間が生き残っていく道なのでは?と、勧誘を受けながら、脳みその余白の残りで考えておりました。
今回の珍言爆言
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自分の世界が唯一正しいと思わないこと
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