ロバート・A・ハインラインの名作SF短編小説「輪廻の蛇」を原作にし、映像化した作品。
「輪廻の蛇」を読んだことがある人には分かると思いますが、タイムスリップしまくって爆弾テロを食い止めようとするけど、その犯人が実は・・・という話で、初見ではめちゃくちゃ難解な内容。
それを見事に映像化して、かなりすんなりとストーリーが飲み込める作品になっています。
ジェーンという女性の主人公が、両性具有者で出産時の手術で男性になってしまう(トランスジェンダー)だったということが理解できれば、結構分かりやすくなります。
めちゃくちゃ端折ってネタバレすると、誘拐された赤子、ジェーン、ジョン、バーテンダー、フィズル・ボマーが、全て同じ人物だった・・・おーい、これ1番言ったらあかんやつ!!
えっと、タイムスリップが出来るとして、そんなこと現実に起こり得るのか?こういう人物は存在し得るのか?
それが「輪廻の蛇」が名作たる所以なのでしょう。
頭がグルグルするのが必至の作品です。
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