以前のトピックで「雨垂れ石をも穿つ」話をしました。
超ざっくり言えば、諦めずに、一点集中して続ければ、壁を乗り越えられるという話です。
そこでこんな質問を頂きました。
「私も『雨垂れ石をも穿つ』の考え方は、基本的に賛成なのですが、めちゃくちゃ才能の必要なことは、いくら一点集中して続けても、壁は乗り越えられないと思うのですが。例えば、私は、イチロー選手のような野球選手には、どうあがいてもなれないと思います。」
はい、そうですね。
「才能」・・・魅惑のキーワードです。
才能がないのに、一生懸命努力しても夢は叶わない。
努力したけど、夢が叶わなかったときに「俺には才能が無かった。」というのは、常套句ですね。
おぉ、悲しいかな、それも現実!
一生懸命努力しても、達成できないこと・・・あるんです。(きっぱり)
かと言って、「夢を失った大人」になって死んだようには生きたくない!
いくつになっても、夢を追い求め、前進し続けたい!
はい、そういう人のために、先日のトピックを書いたつもりです。
けど、もしですね、この努力が「無駄な努力」で、一生やり続けても、達成できないのではあれば、これが「叶わぬ夢」なのであれば、その「現実」を早めに分かっておきたくないですか?
「自分はイチロー選手のようにはなれないのよ」と早めにわかれば、他の道へ進んで成功できたかも知れない。
では、どうすれば良いのでしょう?
それは、先日のトピックでも少し触れてますが、「実感できる再現性」があるかどうか?ってことなんです。
「むむむ、その『実感できる再現性』って何ぞや」ってことですよね。
簡単に言えば、「あ、これなら出来るわ」と実感できるか、どうかなんです。
例えば、あなたが、イチロー選手当人だと想像してみてください。
きっと周りには、野球をしていた子供達がたくさんいたでしょう。
その彼らを見て、「俺って、野球なら、そこそこ、いや、かなりいい所までできるやろ!」って、感じていたと思います。
もちろん、幼い頃から練習を積み重ねてきたと思いますが・・・。
まぁ、それを「才能」って言ってしまえば、それまでなんですかけどね。
逆に言えば、周りに「ある事」について、そこそこできる人がいれば、自分の引き上げられて、その「ある事」も出来ることがあります。
周りに良い影響を受けて、「実感できる再現性」を感じてしまうって事ですね。
なので、まず「才能」について悩んでいるのであれば、実際に「才能」のある人のそばに行って、「できる」か「できない」かを感じてしまうことが有益です。
その上で、「できる」と実感できるのであれば、石をも穿つくらいの繰り返しの行動(練習)をする。
そうすれば、壁を乗り越えられる可能性が飛躍的に上がります。
もし、「才能」ある人のそばに行って、「あぁ、こりゃ、わし、あかんわ」と感じるのであれば?
それはそれで、(本能的に)正しい判断なので、別の道を探しましょう。
その方がより良い人生を歩めます。
最後に、もしこれまで「叶わぬ夢」を追い求めていたけど、自分には違うと気づいた時でも、残念に思うことはありません。
それまで続けてきた経験は、これからの人生に必ず役に立ちます。
むしろ反省すべき点は、叶わなかった夢であっても、その「夢」に真剣に、思いっきり、力一杯、誰にも負けないように、尊敬を込めて、追いかけてきたか?と胸に手を当てることなんです。
今回の珍言爆言
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
自分のエネルギーを正しい方向で、全身全霊傾けよう!
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓