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【コラム】新しい社会は「ありえない」から・・・ありえない新人教育論

新しい社会は「ありえない」から・・・ありえない新人教育論

4月から新入社員が入社してきて、1ヶ月ちょっと、そろそろ教える立場の人も、教わる立場の人も慣れてきた頃でしょうか?



よく言われることに「若い世代は甘やかされているから、人間としてできていなくて、言動がよく理解できない」と、ぼやきのような悲鳴が聞こえてきます。



例えば、就職斡旋業界の株式会社マイナビ社が運営している「マイナビ・ニュース」と言うサイトにこんな記事がありました。
 

news.mynavi.jp

「こんな新卒社員はイヤだ!「ありえない!」経験をした先輩社員は6割以上」



この記事を読むと、まさに「ありえない」新卒社員の行動や言動が載っているわけですが、「なぜ、新卒社員がこの行動をするのか?」と考えてみると、日本の社会がどうなっているかが見えて面白いです。(現場で、新卒社員を教育されている方のご苦労は察するところがありますけどね・・・)



と言うわけで、私ならこう対応するシリーズ(?)を勝手に考えてあげましたよ。



新卒社員の教育担当者さん、参考にしてみてくださいね。

(例は、先ほどのマイナビのサイトより引用しております。)



「遅刻の理由として『会社の前まで来ていたが、メールが入ったので返信していたから』と言われた」

社内規定で、遅刻の定義を決めて、理由は何であれ1秒でも遅れたら、その規定通り処理すればいいでしょう。
そもそも「遅刻の理由」を聞く必要もないかと思います。



「目上の方たちとお昼に懇親会をしているさなか、平気でスマホを出してメールチェックしたり、社内のことをブログでバラしそうになったり……」

目上の人も新卒社員を引きつける話術を身につけましょう。
面白くなければ、何しても良いと言う風潮にしてみれば?
社内のことをバラすのは、守秘義務違反と規則を明確にして教えてれば良いかと思います。



「新人の母親から『今日は雨が降るので休む』と電話があり、意味がわからなかった」

次の休日が晴れなら、代替えで出勤するというルールにしちゃいましょう。



「注意した上司に対して『怒られちゃった!!』と言わんばかりに舌をペロンと出した。それを見とがめられ再度注意されると『は? ベロ出てました? こんな風にですか? それともこんな感じですか?』とベロベロ出し続けて上司に激怒された。当然、僻地に飛ばされた」

お笑い芸人に転職を薦めるべきですね。



「『自分はこういう仕事をしたくて入社したんじゃないんですけどね~』と言っていて、一人前に仕事も出来ないのによく言えるな~と思いました」

どういう仕事がしたいのか喋ってもらって、動画に撮って、全社員にシェアすれば良いと思います。
社内間トレードすべきですね。
その人がしたい仕事をするのが会社にとって一番のメリットですから。



「自分の飲むお茶を先輩に用意させる。まだ自分がやっていない業務に関して、他人にダメ出しをする。やらなければいけない事を『できない』と言ってやろうとしない。休憩ばかりしている」

自分の飲み物は自分で用意するルールに変える。
休憩するであれ、何を言うのであれ、結果を出せない場合は、評価を下げれば良いと思います。



「会社のパソコンで求人サイトを閲覧していた」

他の会社に転職したくなくなるくらい魅力的な職場に変えちゃいましょう。



「トレーナーに初めから『手の抜き方をおしえてくれ』と聞いていた。論外……」

教えてあげてください。
どっちにしても、それを実践できるには、別のテクニックが必要なことも教えてあげながら。



「職場に母親をつれてきた。『小学生の授業参観じゃないのだから……』と驚いた」

みんな家族を連れてきて、一緒に仕事をすれば良いと思います。



「LINEスタンプだけで休むと連絡してきた」(男性/34歳/フードビジネス)

LINEが社内のコミュニケーションツールになっているのであれば、致し方ないのでは?
嫌なら、LINEを廃止すれば良いかと思います。



はい、こんな感じです。



これを書いていて気づいたんですが、こういった「理解不能」な新卒社員が、その後どうなるか?がより大切なことですよね。



  1. この会社の社風に合わず、辞めていく
  2. この会社の社風に合わせて、染まっていく
  3. この会社の社風に合わせたふりをして、ノウハウを学んだ後、独立する




例え、今は新卒で「ありえない」人種であっても、将来的には、これらのどれかのパターンになっていくのかな、と。



(1)の辞めて、別の会社で上手くできれば良いですが、現実には難しいんでしょうね。



仕事の能力の部分で力を発揮できなかった訳ではありませんから。



日本の企業社会にある暗黙の「常識」に適合できないと言うことなので・・・・



ですので、現実には、(2)のパターンが多いのでしょうか。



新卒社員もいつしかその会社の色に染まってしまって、丸く(?)なってしまう。



さて、それは日本全体として本当にいいことなのかな?と・・・



できれば、(3)を実践できる人が増えて欲しいですね。



だから、むしろ教育担当者は、「この社風、企業文化というのは、ある種企業人としてのルールなので学びながら、自分の独自性を忘れずに、将来独立または社内独立制度を利用して成長してください」と教えられる社会であれば良いのですが・・・(現実は難しい?)



いつの間にか、社内の「常識」を、可能性のたくさんある新人に押し付けて、成長できないようにしているのではないか?と、こういう記事を見ると思ってしまいます。



若い世代を生み出しているのは、大人の世代(つまり親の世代)です。



そこから新しい価値観を生み出して、新しい社会を作っていく訳です。



今回は、ちゃらけながら回答しましたが、本来、このギャップの部分に多くのヒントがあると思います。



ギャップ・変化・おかしな事象に、目を背けずに新しい社会へのヒントが隠されていないか、常にオープンなマインドを持ちながら観察をしつつ、世の中を良くしていかないといけません。

新しい社会は「ありえない」から・・・ありえない新人教育論



実際に、新人教育で「ありえない」事例をお持ちの方、教えてください。

(私は現在、日本企業の現場から離れていますので)

 

今回の珍言爆言
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
その「常識」は、誰にとっての都合なのか考えよう。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

imakokowoikiru.hatenablog.com

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