劇場版「名探偵コナン」シリーズの27作目にあたる作品。
北海道の斧江財閥の当主・斧江拓三の元に怪盗キッドから、土方歳三所縁の脇差を盗むという予告状が届く。
剣道の大会の為に函館を訪れていた服部平次と沖田総司、応援のために来ていたコナンと和葉達。
怪盗キッドの犯行を平次とコナンは阻止することが出来なかった。
同じ頃、函館倉庫街で十文字の傷が付けられた男(斧江財閥の顧問弁護士)の他殺体が発見され、所持していた刀が持ち去られていた。
盗まれた刀は、斧江財閥の初代当主・斧江圭三郎が函館に隠した宝(強力な兵器)のありかの手掛かりになると分かり、その秘密を狙う武器商人のカドクラ一味が動き出す。
コナン・平次、怪盗キッド、カドクラ一味、斧江財閥と親しくしていた福城家族が宝の秘密を巡り、函館の街を奔走するのだが・・・というストーリー。
簡単に言えば、斧江財閥の初代当主がすごい兵器を作って隠して、刀などに秘密の鍵を残したが、それをコナンたちが解き明かすという話です。
と、いう感じで、できるだけまとめましたが、結構ややこしい。
それは話の辻褄を合わすために、できるだけ登場人物を出して、伏線を回収させようとしたからでしょう。
原作者の青山剛昌先生の他の作品「まじっく快斗」や「YAIBA」からもキャラクターが参加していて、「えっと誰だっけ?」状態が結構続きました。
やっぱり登場人物全員を活躍させるには、かなり無理がありますよね。
平次から和葉への告白シーンと、蘭のヘルプ、この絡みは面白かった。
あと怪盗キッドの父親(怪盗コルボー)は、工藤新一の父・工藤優作と双子の兄弟だって?じゃ、コナンとキッドは従兄弟同士ってことか。
とにかく、盛りだくさんの内容で、お腹いっぱいになる作品でした。
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