慢性神経病患者専門の病院に赴任したセイヤー医師は、廃人のようなだった患者にも反射神経が残っている事に気づき、パーキンソン病の新薬を投与することを試みる。
一番重症だったレナードにまず新薬の投与を開始し当初は成果が現れなかったものの、ある日レナードが自力で起き上がり、みるみるうちに機能を回復。
レナードの成功を踏まえ、他の患者たちにも薬を投与し、全ての患者が何年かぶりに目覚め、生きる幸せを感じるのだが・・・というストーリーです。
実話が原作とのことですが、映画用に脚色もされているようです。
生きるとは何か?幸せとは何か?家族とは何か?というテーマを深く感じさせる作品ですが、やっぱり最後はちょっと悲しい。
患者たちは症状が悪化し、再び回復することはありませんでした。
レナード演ずるロバート・デ・ニーロの凄まじい演技には、感嘆しかありませんが、第63回アカデミー賞の受賞は成りませんでした。(この年の作品賞は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」、主演男優賞はジェレミー・アイアンズ「運命の逆転」、脚色賞は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」マイケル・ブレイクでした。)
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