人生で大きな困難があったり悩みがあった時に、勉強をして、その問題や悩みの解決策を探ろうとすることがあると思います。
その「勉強」というのも色々あると思うのですが、知識量を増やす(色んなことを知る)ことで、問題や悩みを解決できるのか?
その答えは、NOだと思っています。
いつも言っていることですが、何か変化を起こす、つまり解決する為の何かをするというのは、インプットではなくてアウトプットすることに関係します。
なので、知識量を増やすだけでは、解決にはなりません。
それは、脳みその特性が関係しているからです。
脳みそというのは、ものすごくエネルギーを消費する器官です。
なので、基本は怠け者、出来るだけ働きたくない、というのが、脳みそという器官の最大の特性なのです。
その上で、脳みその特性である次の3項目を覚えておきましょう。
1)先に入った情報を正しいと思う。(思いだがる)
2)自分の都合の良い情報を正しいと思う。(思いだがる)
3)みんなが正しいと言っている情報を正しいと思う。(思いだがる)
あれ、これって結局、自分では何も考えてないってこと?
はい、ほとんどそれが正解です。
例えて言えば、マスコミの情報を正しいと思っている方が楽だから、そうしようって感じですね。
むしろ、マスコミは、脳みその特性を利用して(その多くは悪用して)番組や宣伝を作って流しているってことです。
この辺りは、「大体はそういうことですよね」と、肌感覚では理解されていることでしょう。
けど、いちいちマスコミの情報の真偽を確認していたら、邪魔くさいし、時間も足りないって、ことで、垂れ流し情報を受け入れているって感じでしょうか。
マスコミが何かしら偏った情報を流していることは知っているけど、問題なのは、膨大な量を発信できるということなんです。
膨大な量をひっきりなしに発信し続ければ、どこかしら誰かに情報が行き渡ります。
そして、その人が最初に受け取った内容というのが、その人にとっての「正しい」情報になります。
特に、その人にとって都合の良い情報であればなおさらです。
そういう人がある一定数に達すれば、「みんなが正しい」と認識され、マスコミに流されていない人でも「正しい」と思いたがる方向に進みます。
これが脳みその特性から考えた、(本当は嘘でも)「正しい情報」の伝播ということですね。
そして、最初に取り入れてしまった情報(本当は嘘でも)から、なかなか抜けられません。
三つ子の魂百までという感じですね。
その上、子供の時に教わった事が、一生、その人の行動規範になってしまう。
このような脳みその特性から考えると、問題があった時や大きな悩みがある時に、新しい情報を取り入れるように「勉強」しても、なかなか解決しないということが分かると思います。
それまでの知識や考え方を全て消去して、もう一度勉強し直して最新の状態にできるのであれば、少しはマシなのかも知れませんが、現実的にはそんなことは出来ません。
ということで、大きな困難があったり悩みがあった時にすべきことは、知識量の増やすことではなく、むしろ減らすための「勉強」なのです。
脳みそはかなりいい加減な働きしかしない事を理解しつつ、物事の本質を捉えてもらうように「勉強」する。
う~ん、なかなか哲学的になって参りました。
幸せは本能なのか?知識なのか?問題に、大きなヒントになるのではと思います。
この問題については、引き続き考えて行きましょう!・・・という事で、今回はここで退散!ε=ε=┏( ・_・)┛
今回の珍言爆言
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知識量ではなくて、自分で考え行動する為の勉強をしよう
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