久しぶりの日本でのお正月、もちろん初詣に行きましたよ。
なんか年末年始の外出を自粛要請を強制されている感じで、人出は確かに少なかったですね。
神社に参拝するといつも感じるのですが、日本という国は、どうしてこんな国を治める仕組みを生み出せたのだろう?と感動してしまうんです。
非常に極端で単純な表現だということを承知して敢えて言いますが、日本は、権威と権力を分けて国を治めるシステムにしたことが、めちゃくちゃすごいと思います。
権威は、天皇陛下に担って頂き、権力は、行政組織(政治)を担ってもらう。(今は、議会制です。時代によっては、武士であったり、貴族であったりしました。)
こういう風に権威と権力を分けた方が、結果的に長続きして発展するって、なぜ気づいたんだろう?と感心するんです。
権威と権力が分離されずに、例えばその地域の王族・豪族が政治も担っていると、隣国と争い事が発生した場合、負けた側は全滅させられて、何も残りません。
しかし、権威と権力が分離していると、戦争があって、行政組織(政治)が変わったとしても、権威はそのまま残るので、国としての歴史の断絶がない訳です。
なので、日本は、建国以来ずっと「日本」です。
神社に行くと、100年前、500年前、1000年前の日本人である我々の先祖も、ここでお正月に手を合わせていたんだろうなぁと感謝できるんです。
もちろん大昔は、権威と権力が分離されずに部族間で争いがあったこともあったのでしょうが、それじゃ本当の国の発展にはならないと気づいて、権威と権力を分けてしまった先祖はマジ偉い。
権威と権力がひっつくと、その時は、めちゃくちゃパワーを得られますが、必ず滅ぶ時、つまり混乱が起こる。
その時に、他国からの侵略を受けたら、国自体が滅ぶ。
その事になぜ気づけたのか? そして、権威と権力を分けた方が良いと判断し、実際にそうしたのか?
人間の本質に気づいて、社会のシステムを構築するって、なんて我々の祖先は賢明だったのだろう!
やっぱり自然をよく観察して、人間の傲慢さを理解して、調和の大切さを優先したんですよね。
そんな事を感じられる、初詣に感謝でしかありません。
そして、100年後、500年後、1000年後の子孫にも、「この国マジすげえ」と思ってもらえるように、共同体である国を守っていかないといけないと感じた次第です。
今回の珍言爆言
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過去と未来の日本人と会話できることに感謝
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