「成田山不動尊」に行った帰り、香里園に戻る途中に鎮座されていたのを偶然発見したので、寄ってみました。
目次
御祭神
御祭神は、誉田別尊(ほんだわけのみこと)=應神天皇(八幡様)、菅原道眞公(すがわらおおかみ)、茨田連袗子(まんだむらじころもこ)です。
茨田連袗子(まんだむらじころもこ)について
茨田連袗子(まんだむらじころもこ)は、土木建築の神様・産業の守護神。「日本書紀」に淀川の堤防工事で大活躍した記述があるそうです。
当時、淀川が荒れて困っていたので治水工事をしないといけないということで、時の仁徳天皇は、武蔵の「強頸」さんと河内の「茨田連衫子」さんに工事を指示。(というかある種イジメ)。
「これ何とかせなあかんから、あんたら生け贄として川に身投げして!」と仁徳天皇。
かなりのブラック企業っぷりですね。
そこで、茨田連袗子は、ひょうたんを川に投げ入れ、川の神にこう言ったそうです。
「川の神さん、もしワシが欲しいなら、このヒョウタンを沈めや。もしヒョウタンが沈まんかったら、ワシが無駄に死ぬ必要あらへんやろ」
結局、ヒョウタンは沈まず、茨田連袗子は生贄にならずに済んだとのことです。
というか、ヒョウタンは川に沈まんやん!
なかなか茨田連袗子、やるなぁ!
(おそらく、かなり高度な知恵と土木技術を持った人だったと思われます。)
まぁ、これは何かのメタファー(隠喩)なのでしょうけど、それだけ土木・治水工事というのは、国を守る大切なことということなのです。
三井のお弓行事
友呂岐神社の神事として、「お弓式」の行事があります。 このお弓式は毎年成人の日に、旧三井氏神社跡で行なわれていました。 昔は、村役有力者の子弟が紋付・かみしも姿で弓を引きましたが、現在では地元から選ばれた20才の若者2人が引くようになっているそうです。
(寝屋川市のサイトに過去の行事の映像がありました。)
友呂岐神社の場所
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