先日韓国で開催された第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップに参加する日本の高校生が着用したポロシャツが、もともと日本の国旗が施されていたのに、韓国の国民感情を配慮して日の丸の無い無地のポロシャツで韓国に入国した問題。
賛否両論、いろいろ拝見させて頂きましたが、私もあえて一言言いたい。
(炎上商法に乗っかりたい!という本音もありますが・・・。)
参照:
野球U-18日本代表W杯「日の丸背負いプレー」スーパーラウンド日本vsカナダ - NAVER まとめ
「そんな配慮をするなら、スポーツに政治を絡めるな!」と。
いやいや、私個人的には、その国の代表選手としてバリバリの愛国心を持って、負けたら日本に帰ってこない!くらいの根性でやってもらいたいと思っています。
無地のポロシャツなんか言語道断で、日本を代表するヘビメタバンドLOUDNESSのジャケットやギターばりの旭日旗がデザインされたTシャツを着用し、軍艦マーチに伴って韓国に入国してもらいたいくらいです。
ですが、どこかの国の国民感情を配慮してだとか、高校生の安全に考慮してだとか、そんな感じの政治的な配慮を一般人もしなくてはいけないのであれば、あえて言いたい。
「スポーツには、政治を絡めず、国名もいれず、国の代表も名乗るな!」と。
「日本 VS 韓国の試合」というのではなくて、「太平洋の西にある諸島から来た人たちと、ユーラシア大陸の一番東端の半島からきた人たちの試合」と表現しろ!ってことですわ。
米国と英国の試合では、「アメリカ大陸の真ん中くらいから来た人(米国)VS 大西洋の北東にある諸島から来た人(英国)の試合」とか、めちゃくちゃややこしいですけど。
国を背負わないなら、これくらい徹底して欲しい。
もうね、国を背負わず、国名も入れず、愛国心も煽らず、純粋にスポーツだけを楽しみましょう。
本気で政治色を無くすのであれば・・・。
というか、本来はそうすべきなのかも知れませんね。
来年、東京オリンピック・パラリンピック(以下、”オリパラ”と略)があります。
なぜかこの時ばかりは、マスコミは愛国心を煽ります。
なぜか、成績が良くても悪くても、日本の選手を中心に報道されます。
私は昔からこの点に文句言っていますが、報道するべきは、その人物のことではなく、競技の内容ですし、我々見ている者は、”競技自体”を楽しみたいんです。
どこから来たかではなくて、その競技の成績や美しさやパフォーマンス自体を楽しみたい。
どこの国の方であっても、素晴らしいパフォーマンスには拍手を送りたい訳です。
だけど、日本の報道は、きっと来年のオリパラでも、日本の選手だけを報道して、ほかの国の選手の報道は極端に少ないでしょうね。
もともと、オリパラの政治利用は、オリンピックの理念に反しています。
オリンピック憲章にも、「IOCは、いかなるものでも、国別の世界ランキング表を作成してはならない。」と明記されているくらいです。
参照:オリンピック憲章 Olympic Charter 1996年版
だけど、きっと来年のオリパラでは、「日本のメダル数は・・・・」と報道されると思います。
わかった!そこまで愛国心をスポーツに持ち込みたいのであれば、LOUDNESSのジャケットやギターばりの旭日旗がデザインされたTシャツを着用し、軍艦マーチで入場行進してくれ!!
(参照:Amazon.com)
はい、矛盾がいろいろ見えて来ましたね。(笑)
競技に出る選手にとってみたら、「あの国のあの選手」というよりは、ライバルである「あの選手」、もっと突き詰めると「自分自身」との戦いのはずです。
だからこそ、スポーツに政治を持ち込んでしまうと、純粋に楽しめなくなるのかも知れません。
今回の珍言爆言
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にわか愛国心は、目を濁らせる。
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