先日、最寄りの図書館に行ったのですが、そこで戦前・戦中の写真をカラー化した作品の展示会があったので観てきました。
参照:(ここに同様の写真が紹介されています。)
(以下、引用している写真は、このサイトからさせて頂いております。)
元々は白黒の写真を、AI技術と戦争体験者の対話を基に色を付けたものなんですが、鮮やかな色彩が当時の風景や人物をより活き活きとしたものにしていました。
その中で私の心を一番引いたのが、1945年5月26日に出撃する前に子犬を抱く特攻隊員が記念に撮った写真でした。
特攻に出撃する2時間前に撮ったとされる写真なのですが、そこに写っている隊員がものすごい笑顔なんです。
これから死に行く若者なのに、全く悲壮感がありません。(当時、全員10代とのことです。)
こういう写真を見ると、本当にもっと頑張らなあかんなぁと気合が入ってきます。
この若者たちが命をかけて残そうとした日本になっているのだろうか?
僕たちが残そうとしている日本の為に、命を張って生きているのだろうか?
8月になりましたからね、そんなことを感じざる得ないのです。
8月になるとNHKで戦争特集をやると思うんですよ。
特に戦争体験者の証言をよく注意して見ると、戦後苦労した方のがほとんどです。
なので、もちろんそういう方の戦争の記憶というのは、「悲惨」なのが多い。
それはある側面で現実だと思うのですが、世代によって、時代の捉え方がことなるのも事実。
なので、笑顔で特攻に出撃した世代の先輩の声も伝えてほしいと思うんです。
例えば、こんな感じ。
参照:
本土防空戦~343航空隊の死闘~~ 笠井智一上等飛行兵曹(後編)
今を生きている我々が本当に次の世代にきちんと誇りを残せているのだろうか?と胸に手を当てることのできる8月になりました。
今回の珍言爆言
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
先輩から頂いた命で、後輩に何を伝えるのか、8月だから考えよう
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓