住宅街の中に鎮座している神社ですが、立派な佇まい。この近辺は、昔の家屋が多くて、何と無く懐かしい雰囲気がする一帯です。
目次
由緒
中世までに津田山の東南麓にあったとされる畠田村が洪水でボロボロになった時、そこに住んでいた人がここへ移ってきて、この春日神社ができたとのことです。
御祭神
御祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売大神(ひめおおかみ)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主神(ふつぬしのかみ)です。
天児屋根命(あめのこやねのみこと)は、岩戸に隠れた天照大御神に鏡を差し出した神様ですね。
春日大社に祀られる比売大神(ひめおおかみ)は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)の妻の天美津玉照比売命(あめのみつたまてるひめのみこと)のこと。
武甕槌命(たけみかづちのみこと)は、雷神、かつ剣の神、建御名方神と並んで相撲の元祖ともされる神様です。
経津主神(ふつぬしのかみ)は「日本書紀」だけに登場し、「古事記」には登場しない神様だそうです。
葦原中国(あしはらのなかつくに)の平定の時、経津主神(ふつぬしのかみ)だけが派遣されようとして、「ワシも行くんや」と行って一緒にきたのが、武甕槌命(たけみかづちのみこと)です。
おそらくこの神社は、春日大社と関係があるのでしょうが、なぜ畠田村の祭神と関係があるのか、詳しいことは調べられませんでした。
春日神社の場所
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