途中(10巻)まで読んでいた「明日、私は誰かのカノジョ」が17巻で完結しました。
レンタル彼女の仕事をしていた白井雪のエピソードを中心に、様々な問題を抱えつつも生きる若者の「生々しすぎる現代の恋愛観」をオムニバス形式で描いた作品。
当初は、オムニバス形式だったのですが、途中から全部の話がまとまって来て、白井雪のエピソードつながって行きました。
白井雪と彼女の母との確執、恋人との関係を経て、彼女は依存症気味の母親から精神的に自立することが出来、ほぼハッピーエンドで終焉を迎えました。
依存症気味の毒親の存在は、子供の人格形成に大きな影響を及ぼします。
それがこの作品を通してのテーマの一つでしょう。
あと、大学に通うために、ちょっとヤバメのバイトをするけど、本人はかなり割り切っていて、カモにされているダメ男たち。
う~ん・・・ですけど、そういうのも現実の社会なんですよね。
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