Webマーケティングの成果を最大化する方法を、「ファンダメンタルズ」(人間の感情をベースにしたコミュニケーションの設計方法)と、「テクニカル」(データを駆使して利益を1円単位で計算しながら運用していく方法)の両面から解説している内容。
ついついデータを分析して施策を打てば「マーケティング」をしたと思いがちだが、それだけでは片手落ちになりやすいということ。
まずは、その商品やサービスの本質、お客様にどういう恩恵(感情)を与えることが出来るのかを見極め、それを十二分にアピールする。
その結果、どういう反応があり(データで判断)、不十分な部分を想定して、また新たな対策を打つ。
結局、泥臭い作業と、鋭い感性が必要とされているのが「マーケティング」の本質ということです。
以下、参考になった部分を列挙しておきます。
・ユーザーの悩みや痛みが強ければ強いほどそこには強力な対策ニーズが存在すると考えられる。
・プロダクトのUSPやベネフィットと無関係な細かいペルソナ設定は、顧客への共感性を失わせ、自社製品のマーケットを縮小させる。
1)先にクリエイティヴを見る。
2)仮説を立てる。
3)データで仮説の答え合わせをする。
4)仮説には出てこなかった課題をデータから見つける。
・「データ」から「人間の行動パターン」を見つけ、そのパターンの背景を理解し、販促につなげることが本当のマーケティングだ。
・消費者は最終的に「プロダクト」に対して支払いをするのだ。
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