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【コラム】繰り返される伝統にこそカクシンが宿る ー 平成から令和の世に想ふ

繰り返される伝統にこそカクシンが宿る ー 平成から令和の世に想ふ

平成から新しい時代への御代替りということで、様々な皇室行事が行われています。

 

 

何千年も続いた伝統行事なので、この機会に、ぜひ注意して目を凝らして見ておいてくださいね。

 

 

「何でこんな古い衣装を着て、合理的でないことをしているのだろう?」「何であんな所へ行って、古めかしい行事をしているのだろう?」という思いで見てないですか?

 

 

実は私も昔はそう思っていました。

 

 

けど、最近は全く違った見方ができています。

 

 

「長く続いていることは、何らかの意味がある」ということに気づいたからです。

 

 

「伝統にはそれだけで意味がある」あるいは「長く続くのは様々な選択の結果残ったもの」とも言えるでしょうが、今回は、もう少し砕いて腑に落ちるような説明ができればと思います。

 

繰り返される伝統にこそカクシンが宿る ー 平成から令和の世に想ふ

例えば、ブログでも日記でも会社の仕事でも良いのですが、日々継続的にしている行動を思い出してみてください。

 

 

やっている行動は同じでも、その内容はどんどん洗練されてくるのが普通です。

 

 

ある時、何年か前の日記を読み返してみたり、昔やっていた仕事を振り返ってみたら、とても恥ずかしくて見るに耐えないってことが、ままあると思います。

 

 

それは、自分が知らない間に成長=バージョン・アップしているという証拠ですね。

 

 

例えば、その行動を別の人が引き継いで、自分が死んだ後もずっと続けてくれるとしたら?

 

 

会社だったり、仕事だったりであれば、後世の人が引き継いで行くこともあります。

 

 

当然、その時代時代で、状況に合わせて変化し、進化していくはずです。

 

 

洗練されなかったり、進化できなかったりすると、いつかの時点で滅んでしまいます。

 

 

逆に考えると、伝統的に残っているモノ(行事など)というのは、進化し続けて来た現時点での最終形ということですね。

 

 

そのことに気づいた時、何千年も続いてきた伝統行事というものが、すごく愛おしく意味のあるものに感じられたのです。

 

 

昔から我々の祖先が続けて来た行動の結晶なんだなって。

 

 

だからこそ、伝統は古いことではなくて、伝統こそが新しいこと、革新的なことだと見えるようになり、文化や歴史の核心部分なんだと、確信できるようになりました。

 

 

あ、最後は、無理やりの駄洒落みたい(カクシンの語呂合わせ)になりましたが、こういう視点を持ちつつ、「伝統」というものを捉えてみてくださいね。

 

 

平成から新しい時代の令和へ、革新的な伝統を引き継いでいきましょう。

 繰り返される伝統にこそカクシンが宿る ー 平成から令和の世に想ふ

 

今回の珍言爆言

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

時代の波に残れないものは、伝統にはなりえない。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

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