ポールといえば、”バイオリン・ベース”こと、「ヘフナー・ベース」。
ビートルズ ”The Beatles”の時はもちろん、ソロになってから現在に至っても弾いているので、ポールと言えば、このベースを思い出す人も多いでしょう。
当然、複数本を所有しているようですが、見た目ではっきり違いが分かるのは、「61年製モデル」と「63年製(以降)モデル※」。
(※62年製からピックアップの位置が変わってます。)
ポールが、普段使っているバイオリンベースは、63年製(以降)のモデルです。
(たくさん演奏シーンはあるので、とりあえず比較的最近の演奏である映像を!)
Paul McCartney - Live on Hollywood Boulevard (Jimmy Kymmel Live!) 23 September 2013
61年製モデルは、ピックアップがフロント寄りに2つ付いています。
(なぜか、ビートルズの”Revolution”のミュージック・ビデオで使用しています。録音で使われたかは不明。)→(”Revolution”のベースのみの音源を聴くと、バイオリンベースの音でした。2019.9.29追記)
そして、もう一本忘れてはいけないのは、「リッケンバッカー・ベース(Rickenbacker 4001S '64)」ですね。
ビートルズの後半から、ウイングス(全般)時代使っていたベースです。
このベースもたくさん演奏されている映像はあるのですが、日本で演奏されたことが無いんです。
(ウイングスの日本公演が中止だったのがイタイですね。1975年と1980年の公演中止のことです。)
この他に、ポールが使っていたベースの演奏シーン。
YAMAHA BB-1200 '78 「Goodnight Tonight」で使用。
Wings: Goodnight Tonight ( Live 1979 )
WAL 5Strings BASS (’89年~のツアーではメインで使っているようです。)
Paul McCartney on Wogan ...1989 -
Woodbass Upright Bass(「Chaos & Creation At Abbey Road」で紹介されてます。)
Paul McCartney on the Upright Bass
Fender Jazz Bass '68も所有されているのですが、演奏シーンを見つけることが出来ませんでした。
ポールのベースについて、参考にさせて頂いたサイト。(ありがとうございました。)
ポールは今でもウイングス時代の曲(”Jet” “Band On The Run” “Live And Let Die”など)をライブで演奏しますが、これらの曲はヘフナー・ベースではどうもしっくり来ないと感じるんですよね。
リッケンバッカーの芯の太い音が合います。
まぁ、リッケンバッカー・ベースは、(重量が)重いしライブで弾くには体力的にキツいから、もう拝めないのかな?(ヘフナー・ベースは、重量軽いですから)
今回は、「それでもやっぱりリッケンバッカーを日本で演奏するポールを見たいんです!」というボヤキでした。
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