手塚治虫先生のライフワーク的作品「火の鳥」の第3部、時系列的には第1部の次に当たる作品。
ページ数の関係で「異形編」と同じ本になっている場合がありますが、「異形編」は室町時代の設定なので、また後ほど紹介します。
本作「ヤマト編」は、おおよそ4世紀ごろの日本が舞台で、ヤマトの国の王子オグナが、九州のクマソ征伐に向かうという話。
同時に、古墳に生贄にされ殉死させられる民を救うために「火の鳥」の血を手に入れようとするオグナ。
クマソの王の妹カジカと恋に落ちながらも、クマソ征伐を成功させヤマトの国に戻るオグナの運命は・・・。
史実、伝説を織り交ぜながら、古墳になぜ埴輪が埋葬されているのか?という疑問に答える手塚先生。
どうすればこんな発想に辿り着くのだろうか?
「火の鳥」は欲で近寄ると痛い目に合いますが、他人のためという志がある場合は火の鳥から近づいてくるという習性があるようです。
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