今敏監督作品の中では、かなり純粋な人情物語。
新宿で暮らすホームレス三人組が、ゴミの山の中から赤ちゃんを見つけ出すことから物語が始まります。
この赤ちゃんの親を探して、雪降る東京を彷徨い歩きながら、騒動が巻き起こり、家族とは何かと気づいていくという話です。
90分ほどの作品ですが、ストーリーが練られているのと、無駄な描写が削ぎ落とされていて、とても心地よく鑑賞できました。
私の中では、今敏監督作品で一番好きかも。
最後のオチも良いですし、これぞ「映画」って感じの作品でした。
家族であることに気づいてみたい人は→