昭和17年(1942年)日本軍政下にあったジャワ島の日本軍俘虜収容所での捕虜たち(西洋人)と管理側(日本兵)の関係から人間の本質を描いた作品。
戦争映画なのに、戦闘シーンがない映画です。
東洋(日本)と西洋の宗教観や死生観、道徳観、軍隊の組織論が入り乱れる中、やがて迫る運命(日本の敗戦)を受け入れ、その無常を表現しています。
テーマは深くて良い!のですが、やっぱりちょっとテンポが遅く、難解な描写が多いと感じました。(以前に鑑賞したと思うのですが、ほとんど記憶なし)
ビートたけしや坂本龍一の演技がどうという評論を見かけますが、これは圧倒的な存在感だけで十分でしょう。
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