「火の鳥」シリーズの第10部で、時系列的には「太陽編」の次になるので、現在からは少し未来の話。
視聴率競争に追われるテレビプロデューサーの青居は、視聴率のためにクローン人間を狩りする企画を考える。
アンデス山中のクローン研究所を訪れる青居だが、そこで青居自身のクローン人間が作られ、番組で狩りの獲物にされてしまうのだが・・・というストーリー。
手塚先生は、生物のクローン技術が行く末は人間のクローン化であろうと考え、そこから起こり得る愚かな結末を描いています。
視聴率競争(動画のバズり現象)と、クローン人間の問題、まさに目の前で起こっても不思議ではない状況です。
果たして狩りの獲物になった青居の運命はいかに?
火の鳥の化身と思われる精霊の子孫鳥が下した罰から逃れられるのか?
生命の尊厳を考えさせられる展開となっています。
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