イスラエルとハマスの戦闘について、いつもの「勝手に考えてあげた」シリーズを書こうと思って試行錯誤したのですが、これがかなり複雑で出来ませんでした。
はい、そうなんです。ややこしいというか一言では説明しにくいんですよ。中東情勢という問題は。
それでも、私が無理やり簡略化して現状理解しているのは、こんな感じです。
『イスラエル』:ユダヤ教・ユダヤ人(が多い)・アメリカ&欧州(自由と民主主義体制の国と仲が良い)
『パレスチナ』:イスラム教・アラブ人(が多い)・イラン他アラブ系諸国(どちらかと言えば専制主義の国と仲が良い)
「ハマス」:パレスチナの中にいる893的な組織・最近パレスチナとサウジアラビア&アメリカ&欧州が仲良くなっていくことにムカついていて暴力テロをする連中(まさに893!だけどシャバを仕切っているという側面もある。)
かなり強引ですが、おおよそこういう状況かと思います。
歴史的に見たら、この土地はユダヤ人のものだ!アラブ人のものだ!とか、さらにイスラエルは国でハマスはテロ組織でしょ?とか、政治的なこともあって、それらを考慮していたら、ややこし過ぎて話が進みません。
なので、日本国として言えることは、一言「喧嘩や復讐してもいいけど、一般市民を巻き込むな!」だけですよ。
だけどハマスはテロ組織なので、一般市民を除外して叩くことはできない!う~ん、悩ましい。
以上、終わり・・・なので、これ以上は何も言えません。
ですが、やっぱりその背景にある、アメリカ合衆国の「ジャイアン的(覇権国家)パワー」が落ちてきていることが、昨今の世界情勢に大きな影響を与えているですよね。(ここからが日本としては考えないといけないこと!)
大きな人類の歴史の流れで見ると、スペインからオランダ、オランダからイギリス、イギリスからアメリカへと「ジャイア的パワー」が移り変わってきています。
その「ジャイアン的パワー」というのは、まずその国の民が勉強し、技術開発をし、産業が発展、資本が集中してきて、覇権を握り、だんだん国内の格差が生まれ、どうしようもなくなったら内戦状態になり、衰退していくというパターンになっています。
そして今、アメリカ合衆国は、国内の格差が広がり「内戦状態」になりつつあります。
このままでは衰退していくのが順番なのですが、次に来る「ジャイアン的パワー」のある国がまだ出てきていないのが実情です。
なので、世界各地で小さな戦争・戦闘が勃発しているんです。
さて、次の「ジャイアン的パワー」はどの国が握るのか?
中国かと思っていたのですが、どうも違う感じですね。
中国の場合、「国の民が勉強し、技術開発をし」のこの部分が不十分のまま(基本技術は盗んで得る方針なので)、資本が集中し、不動産に偏りバブってしまった。
すごろくで言えば、3回休みです。
では、インドでしょうか?
その可能性はありますが、まだ「(国内の)産業が発展」しつつある状態ですし、民族間のインド人としての統一感も難しい問題があり、しばらく時間がかかるでしょう。
我が日本は?
日本は、もっと上手くやっていれば(不動産バブルにつぎ込まなければ)、覇権を握る可能性はあったと思いますが、すごろくで30回休みのまま退場って感じですね。
その間に、アメリカ合衆国は、覇権国家として延命処置を取りつつ、復活を目指しています。(トランプ元大統領の出現はその流れだったと思えば理解しやすい。)
その間に、次の覇権国が育つのか?十分に注視していく必要があります。
いずれにせよ、はっきり決着がつくまでは、世界情勢は不安定になります。
いつ新しい戦争が勃発しても、全く不思議ではない状態です。
我々日本人としては、親分アメリカ様がぐらついている間は、自分たちで何とかしないといけないということなのです。
今回の珍言爆言
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
しばらくは戦争の季節がやってきたことを自覚すべき
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓