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【コラム】DXって「X」がついているからカッコいいと思いきやマインバーカードは普及率がダラダラな話

DXって「X」がついているからカッコいいと思いきやマインバーカードは普及率がダラダラな話

なんか「DX(ディーエックス)」って最近よく聞くんですけど、何じゃいな?と思っている人も多いかと思います。

 

 

私なんかは「DX」っていう文字をみると、「デラックス」いや、むしろダウンタウンDX」しか思い浮かばない世代です。(笑)

 

 

「DX」とは、「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」の略で、デジタル技術を使って、社会を(良い方向へ)変えてしまおう!っていう意味(だそう)です。

 

 

「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略のくせに、なぜ「DT」じゃないのって???

 

 

「Trans-」がラテン語由来の接頭辞で、英語では「across」に該当し、これが略されて「X」になるらしいのですが、そんな理屈はさておき「X」の方が何かかっこいいと感じるのが、”ナウい”世代なんですよね。(笑)

 

DXって「X」がついているからカッコいいと思いきやマインバーカードは普及率がダラダラな話(©︎石ノ森章太郎

X-MEN」とか、「X JAPAN」とか「仮面ライダーX」みたいにね・・・・いやいや、だんだん古くなってますし(笑)

 

 

横道にそれまくった話を戻しまして、この「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を進めて「良い社会」を構築しましょうと、最近、政府や産業界も頑張って力を入れているんですね。

 

 

最近、なんか焦ったように紙の健康保険証を無くしてマイナンバーカード一本にするとか、やってますけど・・・しかも2年後に達成とかのスピード感。(笑)

 

DXって「X」がついているからカッコいいと思いきやマインバーカードは普及率がダラダラな話

という訳で、昭和のおじさんの私もこの「DX」化の波に乗ろうと、マイナンバーカードを作ってきました。(ポイント目当てと言わないで!)

 

 

申請とか、様々な登録方法とかは、さほど難しくもなく、市役所に行けば丁寧に教えてくれたので、問題なく完了しました。(時間はかかりましたけど)

 

 

それでマイナンバーカードを作って、どう変わったか?

 

 

いや何も変わってません。

 

 

今のところ、健康保険証や運転免許証も別に持っていないと行けませんし、確定申告などの申請も別に楽になった訳ではありません。

 

 

むしろ、財布の中にカードが一枚増えて分厚くなった分、財布が痛みやすくなりました。(泣)

 

 

まぁ、現段階では、政府のマイナンバーカード事業は大失敗ですね。

 

DXって「X」がついているからカッコいいと思いきやマインバーカードは普及率がダラダラな話

というか、マイナンバーカードの導入のような社会のシステムを変更する場合、それを導入することでどう変わるかという制度設計をしっかりしていないと、中途半端に終わるか、完全に浸透するまでに時間がかかり過ぎて、結局余計にコストがかかってしまうというのが一般的です。

 

 

このマイナンバー制度というのは、調べてみたら、平成27年(2015年)から開始されているんですね。

 

 

そして令和4年9月末時点で、マイナンバーカードの交付率は、人口の49%。つまり約半分しか普及していないということです。

 

 

7年経って、約半分ですか・・・こりゃあかんわ。

 

 

最初から締め切りを決めて導入しないと、ダラダラ更新されないという失敗事例の典型みたいなものですね。

 

 

結局、目指すメリット(こういう社会になるという青写真)とそれを実行する締め切りが明確にならないと、延々とやっても完了しない。

 

 

例えば、「20●●年末までに、全ての国民にマイナンバーカードの携行を義務化し、集約したデータを活用して、これとこれとこの事業を統一して合理化をする」という大目標が必要だった訳です。

 

 

そして決めたからには、強制的に実行する。

 

 

現状は、任意というか国民の自主性に任せて、ポイントがもらえるという目先の飴玉をぶら下げてますが、それでは徹底されずに余計に費用がかさむだけです。

 

 

私ももちろんポイントをもらってけど、本来、ポイントという飴玉をぶら下げて国民がやるべきことではないですよね。

 

 

あと、個人のデータが漏洩するのではないか?という懸念があるとのことですが、これは必ず漏洩といった事故は発生するでしょう。

 

DXって「X」がついているからカッコいいと思いきやマインバーカードは普及率がダラダラな話

データというのは、そういうものです。デジタル社会では事故を想定しながら運用しないといけません。完璧なシステムは存在しません。

 

 

事故があろうとなかろうと、大衆のビックデータを活用する社会が来るのは確実です。

 

 

なので、もし日本国民のデータを、Googleとかの他国の一企業に管理されるのが良いのか、中国共産党のような独裁国家のような国に管理されるのが良いのか、あるいは日本政府が良いのか?と聞かれれば、私は日本政府を選びますね。

 

 

その辺りの全体像も、導入する前に説明すべきだったと思います。

 

 

そして、例のごとく、ダラダラとマイナンバーカードが普及しないという現状の責任を誰も取らない「いつものパターン」です。

 

 

この事例は、システムの入れ替えの失敗事例として、みんなのマイナンバーカードに、「このカードは導入時に大失敗した事業です。」と刻んでおくべきなのでしょう。

 

 

今回の珍言爆言

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

デジタルであろうと何であろうと、システム変更は段取り8分。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

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