先日のニュースで、中国が2060年までに温室効果ガスの実質的な排出量をゼロにするという目標を打ち出したというニュースがありました。
参考:
これを見て、ひっくり返ってしまいました。(笑)
「何か巨大な政治的な意図があるのか?」「これは全くの嘘(フェイク)ニュースなのか?」「中国政府は頭がおかしくなったのか?」正直、このニュース本当なの?と思いました。(そもそも中国の発表自体を信じてはいけないという説は置いておいて・・・)
参照:中国のCO2排出量、2060年までに実質ゼロに 習主席が表明 - BBCニュース
このニュースが誠に本当で額面通り受け取って良いのであれば、これほど日本にとってラッキーなことはありませんね。
「ラッキー?」 はい、非常にラッキーです。
なぜなら、2060年までに中国は、「世界の工場」を辞めると言っているのと同じ訳ですから。
隣国である日本にとっては、大気汚染や海洋汚染の悪影響も減ると思います。
単純に日本としては、「はい、代わりに私たち日本が、世界の工場やりまっさ!」と国内の産業体制を整えたら良い訳です。
そして、中国の国力は衰退するので、今問題となっている周辺諸国への軍事的な脅威は減少していくでしょう。
もちろん、中国人向けの商売をしている人は、早めに他の国にシフトすべきです。
しかしですね、本気で中国はそんなこと(2060年までにCO2の排出を実質ゼロに)をしようとしているのでしょうか?(何らかの取引はあるとしても)
世界の覇権を、アメリカと二分するぞ!と目標にしている中国にとって、自国の生産性を下げることは死活問題。
本気でCO2の排出をゼロにしようとしているとは、私は正直思えません。
あ、ひょっとして、全てのエネルギーを原子力で賄おうとしている?
超小型原子炉の開発も進んでいるそうですし・・・Σ(oдΟ;)マジ?
そうなると、逆に怖いですね。
一家に一台、安全な超小型原子炉でエネルギーを確保できる時代になったら、世界のエネルギー利権の構図も大きく変わります。
その時、日本は、原子炉を受け入れることができるのでしょうか?
ひょっとして「原子炉反対!核を持ち込むな!」と受け入れることがなかったら、日本は確実に亡国の道まっしぐら。
中国がCO2排出量をゼロにするというニュース、この裏をどう考えるかで、これからの未来も変わってきます。
文字通り受け止めるにしても、めちゃくちゃ裏の裏を疑いながら読んでいくにしても、大きな変化へのシグナルになる可能性のあるニュースになると思います。
今回の珍言爆言
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
世界の大国の動きを見て、世界がどう動くか考える癖をつけよう。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓