ネットショッピングや、動画サイトを観ていると、その人の購入や閲覧や履歴情報から、新たに商品などを「オススメ」される機能があります。
その人の嗜好に合わせた商品や動画を、薦めてくる訳です。
蓄積されたデータから、この商品を買った人が他にどんな商品や動画をチェックしたかを分析して、私に薦めてきます。
そうすると、あら不思議、これも欲しい、あれも観たい、買ってしまおう、観てしまおう、となって、どんどん止まらなくなるんですね。
え?私の場合、エロいやつ?あ、バレました?
そうなんですよ。Amazonでエロいものを買うと、どんどんエロ度が増されたものをオススメされる訳なのですよ。
「そこまで、Amazon様がおすすめするのであれば、ここで買わない訳はいかないわ」と言う訳で、新たな分野に足を踏み入れることになってしまって・・・・オー変態度がアップしていく!
ま、企業側の思う壺な訳ですね。(笑)
この「オススメ機能」ある意味、大変有難い機能なんですが、一方、完全に誘導されているなぁと思います。
例えば、動画サイトに存在する数々の動画、その中には、とても勉強になるものがあります。(こんな有益なコンテンツ無料でいいの?というのもありますね)
また、ショッピングサイトにも、中には、とんでもなく便利で有益な商品というのが存在します。
けど、実際に「オススメ」されるモノは、ある種偏ったモノばかりになっているんです。(私の場合、エロ関係のモノばかりとかね!OMG!)
だから、私の履歴から選ばれた「オススメ」品は、勉強になったり、有益だったりするモノが、ほとんどないんです。(エロなモノばかり見るからという理由もありますが)
当然、自分で求めて、検索して行ったり、ニュースか何かで知って探すことで、見つけることもありますけど・・・。
それって、かなり能動的なアクションを起こした結果です。
「オススメ機能」というのは、むしろ受動的な状態からアクションを誘発するものです。
なので、Googleさん、Yahooさん、Amazonさん含む多くのネット業界の企業に提案したい。
「逆に絶対これオススメしないモード」をつけて欲しい!(オプションでもいいので!)
私の実績から分析して、「この人は絶対これを必要としていない」と思われるものを紹介してくれる機能です。
私の場合、エロいモノばっかり観ていますよね。(同意を求められても困るって?)
そういう人に、ある時は「子供用の服」、またある時は「調理器具」、またある時は「女性向けのファッション雑誌」などランダムで紹介する訳ですよ。(私の場合、普段、これらのモノはいりません。)
逆に「オススメ」しないものを紹介することによって、「あ、これ欲しかったんや」というモノを思い出して、求めたりするのではないかと。
あるいは、「お、これを薦めるか?なかなか良いセンスやん?」となって、別のインスピレーションが湧くのではないかと。
情報化社会ですから、基本は自分から情報を求めていくんですが、情報を求めていくとどうしても同じパターンに陥ってしまっているんですよね。
「お、これ知っている」と言うのが、一番危険なんです。
本当に有益な情報にたどり着けているのか?と常に疑問を持たないといけません。
人間は、楽をしようとする動物。
そして、楽をするから退化して、老化していくんです。
だからこそ、この「逆に絶対これオススメしないモード」をつけて欲しいんです。
普段は探そうともしないモノだからこそ、そこに接触があれば、新しい気づきを得られるのではないかなぁ。
え?それでもやっぱり、私の場合「エロいモノ」ばかりになってしまう?
バレてしまいましたか・・・・・(笑)
今回の珍言爆言
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想像もしない世界があることに気付こう
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