女子高生の森下麦子(富田靖子)は田舎から上京し、芸者見習いの修行をしながら高校に通うのだが、そのひねくれた性格から東京での生活に馴染めずにいた。
そんな中、高校の文化祭の出し物が決まらず困っていたところ、クラスメイトが押し付ける形で、麦子に芸者の舞を披露するように推薦するのだが・・・というストーリー。
1980年代の東京の様子、学生たちの浮かれ具合、憂い具合、そんな雰囲気がよく伝わってくる作品でした。(この頃の学生って、こんな自由な私服で登校しても良かったっけ?あと、ビールも普通に飲んでたし!)
それより何より富田靖子さんの表情が、全編を通して良い!
大人に成りきれず悩んでいて、性格がひねくれている性格ブスの感じがよく表現されていました。
富田靖子さんの表情は素晴らしかったのですが、作品としては、当時の日本映画のテンポの悪さとストーリーの微妙さが目立つので、★2つにしております。
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