デブでハゲ気味のさえない坂本拓郎(たくろー)は現実世界での恋愛を諦め、最新式のバーチャルリアリティー技術で構成されたギャルゲーに没落していってしまう。
しかし、たくろーが買ったAIソフトはノーマル品ではなく、従順なはずのAI「月子」は、いきなりオーナーのたくろーの恋愛を拒否するのだが・・・というストーリー。
「現実世界で絶望的にモテない男達が現実を諦め、仮想現実に愛と救いを求める」パターンの作品なのですが、なかなか面白い設定でした。
これくらいしっかりした設定なので、もっと展開を広げられたのかと思うのですが、途中で打ち切りになったのでしょうか?
微妙に終わりを急いだ感じの結末で残念でした。
仮想の世界に没落してしまい、現実との境がわからなくなってしまう恋愛初心者って、現実世界でも出てきそうで怖い。
仮想現実が現実世界に影響を及ぼす系の作品は、映画「マトリックス」以上のものを描かないといけないので大変ですね。
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