ニューヨークで孤独に生きる殺し屋のレオンと、麻薬密売組織に家族を殺され復讐に芽生える少女マチルダとの奇妙で切ない生活を描いた作品。
この作品も超久しぶりに鑑賞しましたが、良い映画というのは案外細かい部分まで覚えているものです。
殺しの雇い人であるトニー以外、心を開かないレオンが、暗殺技術を教えて欲しいと切望するマチルダの為に行動をしていくのがストーリーの主軸ですが、結構深い社会問題が随所に織り込まれています。
めちゃくちゃ極悪人の麻薬取締局のスタンスフィールドが、最後に「マチルダからのプレゼント」を受け取るシーン。
どっちが正義なんだ?と疑問を投げつつも、何故か爽快な気持ちにさせてくれます。
レオンの形見の観葉植物を、植木鉢から出して学校の庭に植え替えるラストシーン。
これで「ここなら安心でしょ?」というマチルダのレオンへの愛の重さが感じ取れる名シーンですね。
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓