「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側

「心の豊かさ、今ここを生きる」の管理人が個人的にお伝えしたいマインドセットやアイテムを紹介するブログです!

【コラム】子供の時に縄文時代の方が良いと言った私が大人になってあの頃の自分に伝えたいこと

縄文時代の方が良い

私が小学生の頃、社会のテストか読書感想文かだったと思うのですが、「今よりも縄文時代の方がいいなぁ」みたいな事を書いたんですよ。

 

 

特に大した意味はなく、現在の方が文明は発展しているけど、太古の昔の方が束縛がなく自由で暮らしていたのではないか?と素直な感じで書いたのです。

縄文時代の方が良い

子供ですからね。「はじめ人間ギャートルズ」のイメージがあったのかも知れません。

 

 

すると、その回答を見た先生が、「何で縄文時代の方が良いって書いたの?あの時代はゲームも無いし、みんな長生きできなかったのよ?」と質問(というか詰問)して来ました。

 

 

何故か責め立てるような口調だったので、幼い頃の私は「何か悪いことを書いたのかなぁ?」と思って、その後ずっと気になっていました。

 

 

一種のトラウマです。

 

 

まぁ、確かに現代の方が人類は総じて健康で長生きできますし、発展した文明のおかげで毎日食べることに追われる生活をしなくても良くなって来ています。(特に日本のような国では)

 

 

けど、縄文時代弥生時代という古代の研究が進むにつれ、いわゆる「石器時代」でも日本列島に暮らす人々の生活は、かなり高度な文明を築いていたことが分かってきていますよね。

縄文時代の方が良い

どうやら縄文時代の人々は、かなり「豊かな」(特に精神的には)生活を送っていたようなんです。

 

 

日本人のルーツや、日本の古代の研究って、日進月歩で進化しているので、新しい発見がしょっちゅう出てきて面白いです。

 

 

もちろん、疫病や食糧難、災害への対応は現代より大変だったでしょうから、縄文時代の日本人の平均寿命は30歳前後だと推定されていますので、今よりずっと早く死んでいたのでしょう。

 

 

桜も紅葉も30回くらいしか楽しめなかったでしょうし、その間に子供を産み育てて、自然を壊さないように木を植え、次世代の生活のことも考えながら、日々の生活もしないといけない。

 

 

現代を生きる我々より、ずっと密度の濃い生き方をしていたのかも知れません。

 

 

また縄文時代の土器などを見ると、自然に対する観察眼が、非常に優れているように感じます。

 

 

そりゃそうですよね、自然災害が一番怖かったでしょうし、同時に自然からの恵みが生活の全てだったでしょうから。

 

 

いわゆる弥生時代は約3000年くらい(諸説あります)で千年単位の時の流れに対して、縄文時代は、3万年前とも5万年前とも考えられていて、それこそ万年単位の時の流れです。

 

 

その期間、絶え間なく人々が暮らしていたと考えると、絶対そこには面白いことも、楽しいことも、悲しいことも大変だったことも引き継がれていたと思います。

 

 

それが土器だったり、信仰だったり、日本語だったりに引き継がれていると考えると、本当に貴重でありがたいですよね。

縄文時代の方が良い

小学校の時の先生!縄文時代はそんなに悪い時代じゃなかったはずですよ!もちろん時代と時代を比べるってことはナンセンスなのでしょうけど、子供の素直な感想を頭ごなしに否定するのはあんまり褒められたものではないのでは?と、今さらながら思います。

 

 

まぁ、あの時代の先生ですからね。思想も真っ赤っけ、歴史に対する考え方も歪んでいたでしょうから仕方なかったのかもしれません。

 

今回の珍言爆言

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子供の感想にも自然の声にも耳を傾けよう

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