オーストリアの登山家ハインリヒ・ハラー(ブラッド・ピット)が、ヒマラヤ登頂中にイギリス軍の捕虜となったが脱獄するもたどり着いたのはチベットだった。
そのチベットで、ダライ・ラマ14世やチベットの人々と交流するという自伝的内容の作品です。
オーストリアで別れた元妻と子供の事で心を痛めていたハラーだったが、仏教の影響が強いチベットでの生活で癒される。
その後、中国共産党軍のチベットへの武力侵略が起こり、ハラーのチベットでの生活が終わりを告げるというストーリー。
中国に侵略される前のチベットの様子が描写されていて、その慈悲深い生活に自然と感動を覚えました。
撮影は侵略されているチベット自治区に入ることが出来なかった為、大半はアルゼンチンで撮影され、一部のスタッフのみチベットに潜入して内緒で撮影したとのことです。
政治色が濃い背景がありながらも、ハラーとダライ・ラマ14世やチベットの人々との交流がメインの内容だった分、余計に中国共産党の残虐さが伝わってきました。
ウクライナ侵攻が起こった2022年の今、国を守るというのはどういう事なのか?考えるきっかけになる作品です。
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