「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目にあたり、007/ジェームズ・ボンドをダニエル・クレイグが演じた3作目の作品。
NATOの工作員の情報が入ったハードディスクを奪還を試みるボンドは、元MI6エージェントの「シルヴァ」に遭遇。
彼は、M(MI6のボス)に裏切られたことを恨み、彼女を殺そうとMI6の建物にわざと捕まってきたのだが・・・というストーリー。
新しいQ(技師)が登場したり、マネーペニーが黒人美女になったり、Mが死んで新しくなったりと007シリーズ的には新境地という感じ。(本作のボンドガールは誰なんだ?)
ただシナリオの根幹が「元MI6のエージェントの逆恨み」ですので、いまいち深入りできず。(だけど、背景に何か大きな陰謀があることは示唆されています。)
どれだけ組織の上司や、国に忠誠を誓えるのか?というテーマなのですが、ジェームズ・ボンド自身は冷徹で心は揺れません。
その辺りの描写があれば、もっと面白かったのに・・・。
1964年式アストンマーチンが出てきたシーンで、古い007のテーマ曲が流れる演出は、オッ!となりましたね。
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